自民党総裁選、事実上の首相選が開票されましたね!


石破さんが新総裁に。


自分がパパになったばかりということもあり

正直気になるのは諸問題に対しての方向性。


特に少子化対策にまつわるエトセトラ。

国会議員なんて育児参加もロクにせず

お金に困らず過ごしてきた中高年ばかりで

まあ現役世代の求めるものなんて何も分かってないよねというところ。


石破さんは

「少子化が進んでいるのは母が少ないからだ。だから若者が結婚できるような支援政策を行う」

ですって。


…阿呆か?

結婚すること自体にお金は掛からない。

コロナ禍を経て、昭和や平成と違って

入籍しても結婚式を挙げない夫婦も増えているし

DINKSなんて言葉も話題になったよね。


結婚したい人はしたい相手とするし、

結婚したくない人はまわりが何を言ったってしない。


今の世の中、

結婚をして家庭をつくること以上に

他のことを優先したい人が増えてきていることが

ひとつの要因だと思う。


出会いがないんじゃなくて求めている人が減っただけ。

多様化の世の中、他のことより結婚出産育児を優先して欲しいと国が思うのならば

結婚出産育児をしている人へのインセンティブを考えれば良いだけ。

今の日本は、企業だったら倒産もいいところだぜ。


婚姻率が高まったからと言って出生率は高まらないと思うし

結婚して子供を育てていく希望のある人たちが

不安を抱えずに産み育てていくことができる社会にする事が1番の少子化対策。


若い人がかつては当たり前だったような

車を買って維持して、結婚式を挙げて、子供を産んで育てて、休日には旅行をして…

なんてできるお金の余裕がないのよね。


僕も今住んでる県の同世代の中ではぼちぼち貰っている方だし

妻も正社員で働いているけども

社会保険料、所得税、自動車税、固定資産税…各種税金を引かれて

そんなに贅沢な生活をしているわけじゃないけどカツカツですよ。


数年後には2人目が欲しいね、なんて会話もしているけれど

正直、経済的な不安がある限り実際2人目の妊活に踏み切ることはないだろう。


国は子育て支援を地方に頼りすぎだし、利権が絡んでいるのか知らないけど

無駄な費用を無駄な事業に投じすぎ。


シンプルに子育て世代に経済的不安を持たせないような仕組みにして欲しい。

年金払ってても恩恵を得られないと言われている世代としては

無駄に使うなら余分な税金を取っていくなと言いたい。


とりあえず結婚支援、要りません。

少子化にコミットする気があるなら、もっと解像度を上げて物を言ってくれ。


次回の衆院選、このままでは若者の自民投票率は下がるでしょうね。


P.S.某情報番組の⚪︎ヤネ屋、MCの物言いからして

もともと好きな番組ではないのだが

今日のゲストのお粗末さに笑ってしまったわね。


世襲政治家がロクなものではない、

今回の候補者もロクなものではない困りものだ、

ここ数人の首相経験者を挙げてそんなに大したお方か?と。


全て特大ブーメランで、物や世間を知らずに年を取り切ってしまえば

誰に諌められることも諭されることもなく

恥ずかしいことを恥ずかしいと思わず生きていけて

さぞ幸せな人生だろうねと、書いて余るほどの皮肉を言いたくなるような振る舞いであった。


厚顔無恥とはこのこと。


親の七光りで生きながらえ逃げおおせた典型的な元・世襲政治家様が

よくもまあ自分の擁立した候補者を

『この方は育ちが良い』だなんて。

自分の品格を自覚なさってから言葉を選ばれた方が良いのではと。


育ちの良さってのは、人の悪口を言わないとか、信用に値する言動をするだとか

人からの愛情に飢えていないとか、

そういった品性を持ち合わせている人のことだと思ったけどね。


家族みんなが働いて苦労してバランス感覚がある、だなんて

世間の一般的な社会人であればおおよその人がそんなもの余裕でクリアしているんですのよ

と教えて差し上げたいね。


議員の人数と報酬を減らして、

余分な委員会や組織を解体して予算を見直し、

取るべきところから取り、

支援するべきところに手を伸ばす、

そういう当たり前の政策を実現して引退してから

初めて「世論のわかる政治家」として

大きい顔をして後輩議員の批評ができるもんじゃないの、と僕は考えますけどもね。