色んな感情が心に詰まっていて
苦しい。


数日間…いや、おそらくもう何ヶ月も
私はそこから抜け出すことができていない。


それを体現するかのように
もう半年以上、声がでないのだ。


喉から出てくるのは
いつもの私の声とは違う
低くて掠れた声。



だから、
この半年の間に出会った人たちは
私の本当の声を知らない。



ここ数日は
その声すら出なくなって
完全に声を失っていた。


声の出し方はわかるのに
全く声が出ないのだ。



さすがに悲しくなって
無音でめちゃめちゃ泣いた。











いつもお世話になっている整体に
すがるように駆け込む。



ヒソヒソ声を絞り出して状況を伝えたら
ハイパーナイフで喉を温めてほぐしたあと
喉のツボにお灸を据えてくれた。



丁寧に丁寧に喉をほぐしてもらって
先生に喉を押してもらいながら
喉を動かしてみたら
魔法のように声が出たから驚いた。



どれだけ出そうと思っても
喉に蓋がしてあるように
全く出なかったのに…



先生に丁寧に施術してもらって
大切にされた私の喉が
それに応えたように感じた。



人間の身体って不思議だ。神秘的。












とはいえ、
まだ声はカスカスに掠れていて
本来の声にはほど遠い。



耳鼻咽喉科で見てもらったら
小さなポリープができているようで
それがなかなか頑固なのだ。













ふと今の自分を振り返ると、
無気力でエネルギー不足、
やりたいことも思いつかないし、
休みの日は一日中ソファの上。



朝ごはんを作るのも
夜ごはんを作るのも
とにかく面倒くさい。




頭で声を出そうと思っても
蓋をするように声が出ないのと同じように
頭で何か始めようと思っても
蓋をするようにやる気が出ない。












それでも私は案外諦めが悪く
ソファでゴロゴロしながら
心に響く言葉を探し続けた。



いつもの私なら
本屋さんにいくところを
YouTubeで省エネ(笑)



私が私を諦めていないことが
私はとても嬉しいし
そういう私を誇りに思う🌷












そして、見つけた言葉は


自分を大切にする

セルフラブ












YouTubeで紹介されていた
自己対話をしてみたら
「私のことを大切にしてほしい」
「私のことを愛してほしい」
というまっさらな本音がポロリと出てきた。



33才にもなってこういうことを
恥ずかしげもなく言える自分ナイス👍



その本音が出てくる直前
喉がぎゅーーーーっと
締め付けられるように苦しくなり
本音が出たら目が潤んだ🥲













そっか〜
私って大切にされたくて
愛されたいって思ってるんだ〜



なんて思いながら、
深い意味もなく
娘(当時5才)との何気ない会話を
録音したボイスメモを再生した。



そこには、
今よりもほんの少し幼い娘の声と
本来の私の声が録音されていた。



娘の声には
「ママ大好き」という気持ちが
たっぷり含まれていて
私の声にも
娘のことを愛おしく思う気持ちが
込められていた。












ボイスメモを聴きながら
私は整体で先生の話した内容を思い出した。



私が「自分も未熟なのに
子どもを育てるって
子育てってすごいシステムですよね」



というと、先生はたった一言
子どもから学ぶんですよ
と言っていた。














おそらく私は今、
自分の大切にすることとか
セルフラブとかが
あんまり上手くできていないっぽい。



確信はないけど
なんとなくそんな気がしている。




その視点から娘の存在をみると
娘は生まれてから6年間ずっと
私のサポートをしてくれているのだ



私がどんなにだらしなくても
ぐうたらで面倒くさがりでも
ソファでダラダラしてる私に抱きついて
ママ大好き!」って伝えてくれる娘は
私にとって神さまみたいな存在じゃないか。



娘の存在は愛そのものだ。












子育ての真理に
触れてしまった気がする。


私はおそらく一生
娘から様々な学びを得るんだと思う。



不完全な私の元に届いた
宇宙からのギフト
(突然スピリチュアル感満載な表現w)












今日も声は本調子で出ないけど、
今日もやる気出なくて
ダラダラしてるけど、
娘を見習って、ま、いっか!