梅雨というのに真夏のような暑さ。標高1000mほどの湖畔キャンプ場も30度超え。

まして今回のサイトは日陰がほぼ無し。張るのは苦手でもタープは必須だ。

暑さのせいか、湖には白鳥もカモもあらわれず。富士山もベールに覆われてる。

梅雨時でもあり、突然雨が降るかもしれないのと、前回かなりの結露に悩まされたので

乾燥も楽なミニサイズのタープと、同じブランドのソロ用テントの組み合わせにしてみた。

タープは前室を作る程度のイメージで片方をテントと同じくらいの高さにして、入口の方を

高くしてコールマンの延長テープを使用し、小川張りにしてみた。



これで良し。日陰部分もできてなかなか良き。

チェアも慣れないローチエア。立つときにバランスを崩しやすくてコケルこともある(笑)



タープ内は設営完了して、やっとランチ。とにかく暑くて水分補給とクールダウンのためにまず、スイカ。

甘みは足りないけど、みずみずしくて救われた。



メインはパスタ。アサリとたらこペースト、そして韓国のりフレークを混ぜた自己流パスタ。これは…正直まずかった(ショボーン


それから今回の新ギア。

ウオーターボトルに使ってるナルゲンボトルの蓋。開けやすくて注ぎやすい。


それから折りたたみトング。畳んだ時は炒め用のヘラにもなる。(MUJI)






汗もおさまったところで、テントの中を整えよう。

と、ここで気づいた。タープはテントの入口側が低くなってるため、腰を曲げた姿勢でテントまで移動することになる。下手すると四つん這い状態。これは失敗だった。しかも小川張りにしてるために

テントの入口はタープの端になる。ミニタープではあるが、タープの端から端まで低い姿勢で移動することになるのだ。テントにちかづくほど低くなる。高齢には辛い。そして出入りも・・。テントから出てもすぐに立ち上がれないのだ。タープの高さを変えようにも、テントの後ろはギリギリなのでポールの高さを高くできてもペグをずらす余裕はないのだ。今のペグの位置ではポールを高くすることはできない。大失敗である。が仕方ない・・・。トホホ・・・。

ブツブツ独り言いいながらも、テント内の設定も終わり、慣れないローチェアに座って、持ってきた扇風機にあたりながらのんびり過ごす。電源付きのサイトなのでありがたい。



暑いので恒例のコーヒー焙煎はパス。きょうは市販のアイスコーヒーオンリー。

陽が沈み始めて、ようやく少し涼しくなってきた。

炭をおこして夕飯の準備をはじめよう。

きょうは前回の消し炭が十分にあるのであっという間に火起こし完了。

エビ、ウインナーなどを焼いて、本日のメインは静岡産ウナギ。

真空パックだけど、これを炭火であぶって食べた。半身だったけど、静岡産という思い込み?だからかもしれないけど、おいしかった。



ご飯はウナギとはまったく合わない組み合わせのチャーハン。セブンイレブンの冷凍チャーハンだけど、前回おいしかったのでリピート。レンチン食品だけど、焼いてもおいしい。



最後にとうもろこしを焼いたけど、お腹いっぱいで食べられず、持ち帰り決定。

このエリア。ほぼ満場だけどみなさんとても静か。ソロは私だけのようだ。

ここは車道が近いので一晩中車の音は響く。消防車のサイレンも鳴り響いていた。熟睡はできなかったけど、そこそこ眠れた。

朝は5時少し前に目が覚めた。富士山どうしようかな・・・早朝の富士山は何度も見てるしな・・・。と思いながらも目が覚めたのでテントの外に出て、這いつくばるようにタープから抜け出して、富士山を見た。まあ、きれい!当然雪はほぼないけど、赤土?なのか太陽の光なのか、紅富士?

急いで桟橋までいくと、今日もみごとな逆さ富士が見れた。



ハイテンションで戻る途中、気が緩んだか?エリアに登る階段で足が上がらず、段差に躓いて思い切り転んだ!夏用のタイツに長ズボンを履いていたにも関わらず、膝が擦り切れて出血していた。

なのにタイツもズボンも無傷・・。どういうこと?

じかに土には触れていないのでばい菌が入ることはなかろう。と一応持ってきた傷ばんそうこうを貼った。家に帰ってから見たら、反対の足も擦り傷できていた。

やはり足が上がらなくなってきてるのだな。なんていうか、感がはたらかなくなってきたというか、他に気をとられてると、他の部分が正常に動かなくなる、ような。例えば若いころは何かを取ろうと狙いをつければ、よそ見をしてもそれが取れたけど、今はよそ見をすると的を外してしまう。今回も足元はみないでよそ見をしていたため段差をとらえ損ねたようだ。打ち身と擦り傷程度で済んでよかった。ソロだからケガは絶対に避けたい。動けないほどのケガでもしたらたくさんの人に迷惑をかけてしまうだろう。気を付けなければ。

というわけで、今回のキャンプはレイアウトも含めて反省点の多いキャンプだったけど、今後のキャンプに役立つ経験だったと思う。