お昼はCoCo壱番屋の野菜カレー。ご飯は200gで十分。

 

漫画を読みに快活クラブへ。いつもどおり,6時間滞在。

 

 

「真綿の檻」尾崎衣良

女性が主人公のオムニバス。

タッチは,割とごく普通の少女漫画の絵。

 

居心地の悪い家庭があって,

娘,母,兄の妻などをそれぞれ主人公にして,

その立場から見た情景を描いている。湊かなえ感アリ。

都会の企業で働き独身の娘と,田舎でしいたげられて生きてきた母との対比,とか,

そういう話。

 

1巻は,意外な展開で良かった。

しかし,2〜3巻の話は,母親の精神が崩壊してホラー展開になってて,

ちょっとついていけないなぁ。

 

たまたま私の好みでそうなるのかもしれないけど,

最近,読んでる作品に,自由に生きたい独身の女性とか,田舎暮らしで男尊女卑な老夫婦とかが,

けっこうよく出てくるので,ちょっと飽きてきている。

たとえば,家族の奴隷と化した昭和の女性キャラというのは

「セクシー田中さん」の笙野の母とか,「母性」(湊かなえ)でも見ているし。

 

この作者の前作?の「深夜のダメ恋図鑑」も,読んでみたい。

こっちのほうが,私の好みのような気がする。