ご無沙汰しております
年始以来の更新となってしまいました
3月に結婚17年記念を迎え
結婚18年目となりました
そして
4月の桜満開の日に
3188gの女児を出産しました
2023年の7月に
20回目の移植をし
奇跡の妊娠
妊娠中は妊娠糖尿病だけが
引っかかっただけで
あとは順調に経過
感謝でしかありません。
マイナートラブルはまぁまぁ
あったけれど
妊娠という体験が出来たのだから
これくらいは幸せだと思おう！という
気持ちで過ごす事ができました
そして迎えた予定日
高齢であること
妊娠糖尿病があることから
急遽この日の午後に入院し
促進剤で誘発分娩する方向となりました
ここから簡単に出産レポ
入院してから
バルーンを子宮口に入れる
順調に抜けて陣痛もやってくる
子宮口3-4cm開く
促進剤開始し、どんどん陣痛が激しくなる
子宮口7-8cm開く
陣痛開始から17時間
ここから中々進まない
胎児の心拍が怪しくなり
無痛分娩に切り替える
(無駄な力を抜かないと子宮口が硬くなり
更に進まなくなるからとの事)
痛みは変わらず。
骨盤が張り裂けそうで
下から押してもらわないといきみたくて
たまらなくなるため
夫にテニスボールで押してもらう
子宮口9cmから全開にならない
胎児心拍が低下
回旋異常となり分娩停止状態
経膣分娩できるタイムリミットは
あと30分と言われる
助産師さんが子宮口をとにかく
前後左右広げてくれるも
いきみがなくなると全開にならず
緊急帝王切開か
鉗子分娩かの瀬戸際となり
オペ室へ運ばれる
総勢20人ほどスタッフに囲まれ
猛スピードで準備が行われる
鉗子分娩となり
何度かいきんだ後
やっと誕生!!
会陰のみならず3度裂傷となり
40分ほど処置される
輸血のオーダー依頼が出る
「わたし死んじゃうの？」と意識朦朧としてくる
(出血1600㎖だったそう)
処置後は、点滴やモニターに繋がれ
お部屋ではなくLDRのお部屋に
一泊する
夜中は唸るほどの傷の痛みに耐え
泣きそうになる
翌朝、子宮口入口に入れたガーゼを
抜かれるが、それがまた壮絶な痛みで
大絶叫
痛み止めの点滴や薬で凌ぎながら過ごす
そんなこんなで壮絶な難産となりました
それだけでは終わらず…
やっと母子同室と喜んだのもつかの間
通常より1日遅れで母子同室となったのですが
産後2日目から体調がさらに優れない
動悸が酷く
立ってるのもやっと…
夜中のミルクを全部やれるか
不安になり
1回だけ新生児室でお願いすることに
早く丸1日しっかり赤ちゃんの
お世話をしたかったので
ちょっと残念
とか思ってる場合ではなかった
翌朝採血後、助産師さんが
赤ちゃん預かりますねーと連れていったのです
なんでだろ？と思ったら
ドクターが来て
貧血が酷く
輸血しなきゃダメな値まで来ちゃってる
ヘモグロビンの値が6.2でした
そりゃ動悸もするし
立っていられないよね
ってなことで
やっと点滴やらモニターから解放されたのに
あれよあれよとまたまた繋がれて
緊急輸血
まさか出産で輸血するなんて
思ってもいなかったわ
輸血したらだいぶ調子が良くなり
その後からまた母子同室再開!!
本来ならこの日にお祝いディナーがあって
夫も一緒に食べられたのに
体調悪すぎてキャンセル
まさかの1人でコース料理を食べることに
そんなこんなで母子共に危険な状態と
なってしまいましたが
無事に退院しました
夫は立ち会い分娩を希望し
付き添ってくれて
本当によくやってくれました
出産した時は大号泣したそうで
いつも面と向かって言えない感謝の気持ちを
入院中のメールでやり取りして
わたしも沢山泣きました
これまで17年治療をしてこれたのも
妊娠中穏やかに過ごせたのも
出産を無事に終えられたのも
夫がいてくれたからです。
治療した最後の病院は
私のわがままで
ラスト1回だけと決めて通い始めました
ラストにとどまれず
採卵2回目の相談をした際に
背中を押してくれたのは夫でした
もうわたしも辞めようかなという気持ちが強く
あの時夫に、もう辞めようと言われていたら
この子はいなかったのです
移植も…
もう怖くて不安で
もういいかな。
と治療を辞める方向でいました
しかし、せっかくできたたまごちゃんを
無駄には出きず移植に進みました
あのまま諦めていたらと思うと…
色んな奇跡重ねてやってきてくれたわが子
いまだに信じられず
本当に私の子なんだと毎日
見つめています
周りの人達を幸せにしてくれて
元気に産まれてきてくれて
本当に本当にありがとう
そして
いつも応援してくださったアメブロの皆様
これまで沢山支えて下さり本当に感謝しています。
言葉では言い表すことが出来ないほど
私の心の支えでした。
苦しい時も辛い時も「同士」のような存在で
いつも励まされていました。
こうして出産まで来れたのは皆様の
支えもあったからです。
本来はお1人ずつお礼をさせて
頂きたいところですが、
この場を借りてお礼の言葉を贈らせて
頂きます。
ありがとうございました
ぼくは、10歳になりました！
皆様、いつもママを応援してくれてありがとう
皆さんに沢山の幸が訪れますように