一昨年の夏、レッドのダックスがセンターに収容されていました。シニアで会陰ヘルニアでパンパンに膨らんだお尻を抱え、歯はボロボロでした。
「うちの子かもしれない…」と言う 無責任な電話一本があったばかりに
一ヶ月半もの間、センターに収容されることになってしまいました。
病院へ連れて行きたいと思いつつも、時間だけが過ぎました。
DSC_2177.JPG
(レッドの子は センターでシャンプーしました)
 
そこへ収容されて来たのがまた、ダックスだったのです。
フィラリア強陽性という情報に、ボランティア不馴れな まめちこは、ケイトさんに自分が理解できるまで、何度も何度も同じ事を質問しました。
 こういう時のケイトさんって、ホントに有り難いんだけど嫌な顔一つせず、丁寧に教えてくれるんです~
 
センターにダックスが二匹~
会陰ヘルニアでお尻が膨らんだ子が一匹
強陽性で、視力弱いかも…が一匹
どーしよーショボーン

そんな時でした。
「預かってくれるって!!」
ケイトさんから、弾んだ声で連絡がありました。
もう~どんなにか、ありがたかったでしょうか?
今でも忘れません。
駐車場で待ち合わせて、お尻の膨らんだシニアのダックスを連れてったら、そのスタッフさんが
「あ~あ、こんなになっちゃってぇ〰️お肉を鍋にいっぱい茹でて待ってたからさあ~早くうちに帰ってご飯食べてゆっくりしようねぇ〰️」と、涙を浮かべんばかりに、その子を迎えてくれたのです。
 
抱き締めんばかりにダックスを連れてってくれた、あの時どんなに嬉しかったか…
DSC_2187.JPG
(まめちこ家に一泊したとき)
 
その後、何回かの手術に耐え、ステキなシニアダックスとなり、これまたステキなご本当の家族という幸せを掴みました。
その子が、ピッコロさんが長く預かってくださった「茶太郎」だったんです。
 
DSC_2065.JPG
(センター収容中の颯大)
 
フィラリア陽性のダックスは 、颯大と名付け
茶太郎に遅れること半年後、
センターを脱出して一年半後に、
目が見えなくてかわいそうな子…ではなく、
小さくてかわいい子…と言ってくださるK様に出会い、巣立ちました。

(撮影by里親様)
 K様に出会って、この方が颯大の里親様~ということがわかりました。
ご縁って不思議…
本当に不思議です。

(散りゆく桜と颯大!撮影by里親様)
トライアル報告の中の颯大は
自然体でのびのびとしていて
とっても幸せそう!
K様、颯大をよろしくお願いいたしますおねがい
(撮影by里親様)

本日、颯大は長く在籍していた
アイドッグ・レスキュー隊を
卒業いたします。

皆様、あたたかなお気持ち、あたたかなメッセージをありがとうございました!




犬アイドッグ・レスキュー隊の

ホームページはこちらです~




 颯大…おうちに来てくれてありがとう!
忘れないよ~
マーブルくんと茶太郎と颯大…忘れないよ~


その後いただいたお写真もここに貼っとこう!