実は私、母乳ではなくミルクで育てているんですけど、それは母乳が出なかったからではないんです
最初は母乳が出るなら母乳にしよ〜くらいの軽い気持ちで考えていて、助産師さんにもそう伝えていました。
そのため出産後すぐに赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらったり(そうすることで母乳の生成が始まるらしいです)、生まれた次の日からも定期的にまだ出ないおっぱいを吸ってもらって母乳が出るように指導してもらっていたんです
その甲斐あって入院中に少しずつ出るようになっていきました
でも悲劇はここからで
生まれて数日のまだおっぱいが上手く吸えない赤子×おっぱいを上手く咥えさせられない私の組み合わせで何が起こるかというと、乳首が切れるんです…
それがもう、めちゃくちゃ痛くて
それにプラスしてどんどん張ってくるおっぱい…
みんなが言う、岩みたいに硬くなるっていうのを身をもって体感しました
張るのは母乳が作られているけど出せていないことが原因ということで助産師さんが母乳を搾り出してくれるのですが、これまた激痛で
世の中では出産が痛いっていうのは有名な話だけど、それ以降にもこんなに痛いことがたくさん待ってるなんてほんと女性って辛すぎ…
もう自分の体なのに制御不能って感じで、どうすることもできないんですよね…
しかも頑張って吸ってもらってもどのくらい出ているか分からない上に吸ってもらっている時も痛い…挙げ句の果てに血豆ができたりと、本当に散々でした
そして極め付けは私のディーマー疑惑。
ディーマーとは不快性射乳反射のことで、授乳を不快に感じること。
私が恐らくこれで、授乳をしていると心がザワザワする、なぜか涙が出てくる、授乳のことを考えるだけでしんどいっていう状況でした。
なんとなくこれは出産前からそうかも、とは思っていました
自分が授乳をすることを想像するだけでなぜか嫌な気持ちになるんですよね…
人が授乳してるところを見るのもちょっと違和感があったり…
でもそこまで深く考えていなかったので気軽に母乳にチャレンジしてみたのですが、やっぱりしんどかったです。
そして生後数日にして、母乳をやめることにしました
せっかく出てるのにもったいないって気持ちがないと言ったら嘘になるし、周りの人には実際そう言われました。
母乳をあげるメリットってたくさんあるし、頑張れるなら頑張りたかった。
でも心と体が限界でした
産後メンタルも相まって、この時の私は本当に精神が不安定でした。
だからしんどい原因を一つでも取り除けるなら取り除きたかった。
そして旦那はミルクにしてくれることで自分ができることが増えるし、まめちゃんに休んでもらえるからそっちの方が良い!って言ってくれました
そんな感じで母乳を断念してミルクにしたのですが、正直いまでも母乳をあげるメリットを思い出してはもう少し頑張れば良かったかな…と思ってしまいます
とはいえミルクにして良かったこともたくさんあるので、次回はそちらの話を書いていこうと思います