今日は、子どもの小学校の
芸術鑑賞会に行ってきました
ホントはね、
子どもたちだけだったんですよ(笑)
芸術鑑賞会に来てくださる方が
なんと!!
私の大好きな
声楽家の谷篤さんだと知り、
ダメもとで先生に
「保護者は行っちゃだめですよね…?」
とお聞きしたところ、
なんと保護者OKにしてくださり、
聴きに行くことができました~~!!
先生に心から感謝
鑑賞会は体育館で
高学年だけだったのですが、
なんと☆
グレゴリオ聖歌から始まり、
バッハ
モーツァルト
ベートーベン
シューベルト
ショパン…のあとは、
「雨の歌」や「嘘の歌」、
そして平和を想い祈る歌など、
濃い45分間を過ごさせていただきました
体育館の舞台に上がるわけでもなく
子どもたちと同じフロアで
アップライトのピアノの歌を開け、
足の前の板も外しての演奏
グレゴリオ聖歌やバッハは、
本当に教会にいるような
荘厳な空気感…
ピアニストの方も本当に素晴らしく、
原稿や楽譜を見ずに進めていかれる谷さんに
心から感動した時間でした
「人の心は《点》では動かない」
ニシトアキコさんが
今日のVoicyで話をされていらっしゃいました
ド・レ・ミ
というデジタル的な《点》ではなく、
ド~レ~ミ~
という《線》にならなければ
「音楽」にはならないのと同じように、
話し方も《点》ではなく、
《線》で捉えることが大事だということを
話しておられました
谷さんがひとりで歌われた
グレゴリオ聖歌は
本当に見事な《曲線》でありました
1,500年前から受け継がれてきた
グレゴリオ聖歌の偉大さを
改めて感じた時間・空間でした
そして《線》と言えば、
「歌い出し」の素晴しさ
ピアノから歌への受け継ぎが、
ものすご~~~~く自然に、
いつもベストのタイミング
ベストの音量で、
完璧に入って来られるのです
歌う前に息を吸っていらっしゃるけれども、
それもまったく不自然さを感じさせない
あの空間づくりは
まさしく【時間の芸術】でした
谷さんは私が住んでいる三重県津市のご出身ですが、
今は関東に住んでおられるので、
故郷の学校の芸術鑑賞会に来られるとは
すごいなぁ…と思っていましたら、
なんと今週末、津市にある
三重県総合文化センターでリサイタルをされるとのこと
なるほど
それもかねて
こちらに帰って来られていたのだなぁ…と
これってビジネス的に観れば…
/
学校訪問=フロントエンド
⇓
リサイタル=ミドルエンド
⇓
弟子=バックエンド
\
になるわけですよね
これも《線》なんだなぁ…と思いました
音楽家は演奏活動が《点》になりがち
自分を商品化するという点において、
自分を売り出すための《線》を作る重要性を
改めて感じることができた貴重な機会でした
今日は谷さんお歌を久しぶりに聴き、
本当に心が洗われたし、
自分もそんな演奏ができる人になろう!
と心から思いました
本当に素敵な時間をありがとうございました
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