バンジーの話はどうなった?(笑)




今日ね なんかダメ。


朝起きて

子どもとパン食べて

子どもの歯磨きして

子どもがウンチしてオムツかえて

子どもを着替えさせようとしたところで


起きてから もう1時間経ってることに気づいて


なんか もう ダメになった。


イライラする。
 



最近

「何があっても わたしはこの子を愛してる。それは絶対だ。」

ということに気づいて

なんか 自分の中に ひとつ軸を見つけたような気がして

わたし 大丈夫かもって 思えたところだった。


そうすると

子どもの様子が 変わった。


一見すると 悪い方に。


ご飯の時の立ち歩きや遊び食べも

いたずらも

イヤイヤの自己主張も


近頃 さらにヒートアップしている。 


けれど それは

子どもが

「自分はどうせ愛されてる」

「何をしても お母ちゃんは自分を嫌いにはならない」

って 肌で感じられてるからこそ できる行動なんだよねって思えて

ホッとする気持ちになれた。


と同時に

「どうせ愛してるんだから」

わたしも 子どもの行動が嫌だと思ったら

「せっかくの子どもの好奇心を阻害してしまうかも・・・」とか考えずに

「わたしは それは嫌だ!」って 言えるようになった。



子どもの行動は 一見すると問題が増えているのだから

これでいいって思ってていいのか 書いてて今ちょっと自信なくなってきたけどショックあせる


でも これでいいんだと なんとなく思うのだ。



でも

今日はダメ。


イライラしてきて


でもなんでイライラしてるのか 自分でも よく分からない。


なんだこれ?
なんでこんなにイライラするんだ?
もうダメだ・・・なんか無理だ・・・


座り込んで しばらく考えてみた。


そんなわたしに

子どもは

「おかあちゃーん  だいじょうぶー?」

「だいじょうぶー?」

と わたしの背中に向かって

何度も声をかけてくる。


その声にも なかなか答えてあげられない。



わたしのきもち。

わたしの 内なる声。

なんて言ってるのかな?

耳を傾けてみたら

こんな声が聞こえてきた。


『わたし 自分のペースで 自分のことだけしたい!!』
『子どもの世話して 時間ばっかり経ってくのヤダー!!』
『ていうか 今 何もしたくない!ダラダラしてたい!!』

『ひとりでいたーい!!』


この 内なる声を

自分で しっかり聞いたら

涙が出てきた。



そうかー。


わたし 今まで

これを感じることすら 自分に禁じてたんだなぁ。


子どもと一緒にいたくないなんて

そんなこと言ってしまったら 


子どもへの愛情がないみたいで

子どもを邪魔者扱いしてるみたいで

自分が ひどいお母さんみたいで

言えなかった。



だから

感じてないふりをしてきた。


「わたしは ひとりの時間がほしいとか あんまり思わないなー。」

「子ども可愛いし そんなに手がかかる方でもないしねー。」


「いつでも子どもをめいっぱい愛してる いいお母さん」でいたかったから。



だから

心底うんざりって顔して

「ずっと子どもと家にいるのしんどいー!」

とか 平気で話してる他のお母さんを見ると

こころがザワザワした。


「子どもがいる前で そんなこと言うなんて・・・」

って。

「わたしは あのお母さんとはちがう」

って。



でも 

そうじゃない。


ザワザワしたのは

わたしも 同じだったからだ。

自分の中にある「しんどい」気持ちが 反応してたからだ。



今まで

「どんなに子どもを愛していても ずっと24時間一緒にいるのは 誰でもしんどいものですよ」

とか

「ひとりで抱え込まないで 周りの人に頼りましょう」
 
とか

よく言われる それらの言葉を

わたしは 受け取っているつもりで

実は受け取っていなかったのかもしれない。



だって わたしは ひとりで抱え込んでなんかいないもの。

夫は子育てに協力的だし

実家も近いから 頼めば子どもの面倒をみてもらうこともできる。

子どもも 可愛いし どちらかというとおとなしくて 手がかかる方じゃない。


わたしは 恵まれた環境にいるんだから。


だから これ以上弱音を吐いちゃいけないよね?

これ以上 周りに求めるなんて しちゃいけないよね?

こんなに恵まれてるのに しんどいなんて言っちゃいけないよね?

ひとりの時間がほしいなんて 言っちゃいけないよね?

そんなこと言ったら

「こんなに恵まれてるのに なに甘えてるの?」って 言われちゃうよね・・・?



無意識のうちに そう思って

今まで 抑えてきたものが

最近 自分の気持ちを すなおに感じてみるようにしていたから

たまたま今日 ドーンと 溢れたんだ。





今日も どこかに出かけて遊ぼうかなーと思っていたのだけど

もう やめた。


子どもは さっきからずーっと DVD見てる。

わたしは パジャマのまんま

布団に潜って これを書いてる。


「テレビに子守りをさせる」

これも わたしにとっては かなりのタブーであったんだけど

もう いいんだ。


だって 子どもと一緒にいるの 今はしんどいんだもん。

今は 一緒に過ごすことを 楽しめないんだもん。

一緒にいようとすると 無理しちゃうんだもん。

自分が自分じゃなくなっちゃうんだもん。


大丈夫。

「わたしが わたしらしくいようとすることで
子どもが愛情を感じられなくなる」

なんてことはない。


そこ たぶん 無関係と言っていい。


ダメダメ ダラダラなわたし。

自分のことだけ していたいわたし。


ときどき そんなわたしを 優先させたっていい。

そんな自分を 認めてあげたっていい。


そんな自分で いい。


それで いいんだ。
仁さんが紹介されていた 以下のブログ。


これ見て そうかー と ホッとした。


才能は 結果ありきではない。

自分が一番自分らしくいられることが 才能を発揮してるということなのだと。


じゃあ 自分が何かに夢中になって 楽しんでいると それは才能を発揮してるということなんだ。

それが たとえ職業や 生活の中心を担うものになっていなくても。


そうか。

才能。

発揮しよう。 


今ある場所では無理と思わずに。


いつでも どこでも

自分らしく いていいはず。

そこに 罪悪感を もたなくてもいいはず。
夫の実家から 荷物が届いた。

お米や野菜などが入っている。

わたしが「いつもありがたいね~」と言いながら それらをしまっていたら

夫が言った。

「お礼の電話 まるみからしてくれる?」


ん? と思った。

いつもは 夫が電話をしているのだ。


そして

夫づてに伝えられた義父からの言葉。

「普通はそういうのは 奥さんがするもんだって 父さんが言うんだよね。

父さん そういうのうるさいからさ~。」



それを聞いたわたしの反応。

「あぁ そうなんだ。いいよ~。するよ~。」


何気ない風を装いながら

こころの中では

めちゃ動揺ゲッソリ



そんな風に思われてたのか・・・

お義父さんを嫌な気持ちにさせてたのか・・・

もしかすると お義母さんも・・・?

怒らせてたのかな・・・

ショックを受ける自分がいた。

そして

「やっぱりわたしって あんまり好かれてないんだなぁ~えーんえーんえーん


ハイ出ました妄想(笑)

すぐこうなる(笑)


でも この間

「仮に自分のお母さんに嫌われても わたしは生きていける」

ということが 分かったから


仮に 夫の両親に嫌われたところで わたしは大して苦しくはないや。

そう思った。



けれど

わたしのこころには

まだ引っ掛かりがあった。


わたしは 気がかりだった。


夫も ずっとそう思っていたのかな・・・。




それに加え こんなことも思った。

「ハイまた出た~ !  "普通は~~" ねぼけーDASH!

なんやねん"普通"って!?

お前の"普通"を押し付けんな~!!」

という怒り。


また

「そう思ってたんなら早く言えよ~!!」

という怒り。


自分の中にわいた この「怒り」も

とりあえず ちゃんと感じてみようと試みた。

聞き分けのいい「いい子」になろうとしないで

ちゃんと 怒ってみようと。

「腹立つな~!!押し付けんな~ムキー」って。



で 怒ってみたあと

気づいた。

「誰も 押し付けちゃいない」

ということにびっくり


お義父さんは お義父さんの考えを

「ただ 言っただけ」で

それは 「俺はこう考える」という意思表示であって

それに対して わたしは必ずしも

「わたしが悪かった」
「わたしが電話しなくちゃ」

と思わなくちゃいけないわけではないんだ。


「わたしは そうは思わない」と感じたって いいんだよな。

そこは 自由だよな。


まぁ

とはいえ

そう言われたからには 電話するけどさーぼけー



なんだかまだ 納得いかないような気持ちが残って


わたしは 何て言われた気がしたんだろう?

と考えたら

こんなことも言わなきゃ分からない「気の利かない嫁」と思われていたような気がして 

ショックだったんだ と思った。



でね

そこまでいったらね


わたし 自分の気が利かないところを ダメなところだって 責めてるんだなぁって気づいた。


「気が利かなくて わたしってダメだなぁ・・・」
って 常に自分のことを否定してて


「気が利かない奥さんで ごめんなさい」
って 普段から罪悪感もってるから


「普通は こういうことは奥さんがすべきでしょ」っていう言葉を聞くと

「気が利かないって言われた」気がして
「ごめんなさい」
が 自動的に出てきたんだなぁ。

って 気づいた。


これを

「反応の種」とか

「こころの地雷」

と呼ぶらしい。




「言われる前に動かないと 気が利かないダメな嫁って思われちゃう!」

「ダメな嫁って思われたらダメだ!」

って 夫の実家に行くと いつもものすごく気を張ってきたもんなぁ。


そりゃあもう 気を張ってますよ。

夫の実家に行ったあと しばらくしたら胃腸炎発病したり

帰りの新幹線から寒気がし出して 家に着いたら高熱出てたり

とかしてたくらい笑い泣き



夫の実家には 年末年始やお盆くらいしか行かないのだけど

そういう時って よくお客様がいらしたりもして

そしたらお茶出したり ご挨拶したりしなきゃいけなくて

お義母さんやお義姉さんが いろいろ動いてても 自分は何をしたらいいのか分からなくてオロオロして

だからと言って「何かやることありますか?」なんて聞くのは それこそ気が利かないって思われる気がして聞けなくて
(でも もう一人の義姉が あっさりそれを聞いてたのを見て なんだ それでいいんだ!って 自分も聞けるようになった。)


逆に 何か気がついたことがあっても あんまりでしゃばって動くのもどうかな・・・なんて臆病になってしまったりもして

とにかく 察して動かなきゃー!って思ってオロオロした気持ちで なんかいつも緊張してて


・・・そして ありえない失敗をやらかすガーン

失敗例①
子どもをおんぶして家事を手伝おうと思ったら おんぶしようとした瞬間子どもが背中から床にゴトーーーンと落下!!ゲッソリ

失敗例②
子どもが出掛けた先でウンチをしたので オムツをとるために お義母さんの車の鍵を借りたら なぜか鍵の入っていたケースをどこかになくすチーン



・・・うん。


「緊張してるから失敗するんだ。

そうだそうだ。

もう気を遣って一生懸命何かしようとするのはやめよう。

もう開き直ろう。」


これまでも そう思ったことはある。



けれどもやっぱり

「ダメな嫁だと思われたくない」 

という気持ちは消せなくて・・・


最近は

「子どもの世話を一生懸命してるから 今手が離せないんですよ~」って風を装って

「何したらいいか分かんなくてボーッと立ってるなんて状況を作らないように」

頑張っていた。


・・・


何に頑張ってるんだ・・・自分は・・・チーン




そこで つぶやいてみた。


「わたしは 気が利かない嫁でもいい。」

「わたしは 気が利かなくて 嫌われてもいい。」

「わたしは 夫の両親に 嫌われてもいい。 」


繰り返し繰り返し つぶやく。


そしたら

だんだん

こんな感じ↓になってきた。


「そうです。わたしは 気が利かない人です。

そうです。わたすが 気が利かない嫁です!
失敗ばっかりの嫁です!

だっふんだ!!ニヒヒ


いいぞいいぞ。

笑ってやれ~!



気が利かないというか

さっきも書いたけど 実際は 気がついてても 躊躇しちゃってることも 多いんだよね。

何か変に考えちゃって サッと動けない。

気が利くと思われたいけど 出しゃばりとも思われたくない・・・。



わたし 何が怖いのかな。

夫の両親に「ダメな嫁」「察しが悪い」「できない人」って思われたらダメだ!って そんなにこだわるのは どうしてかな?

そう思われてしまったら 何が起こる気がしているのかな?




うん

わたしはきっとね


「夫の親に ダメな嫁って思われたら そうして嫌われてしまったら・・・」


「きっと 夫も わたしにがっかりする」


「夫も わたしに愛想をつかすんじゃないか」

ってことを 怖がっている んだな。


夫に嫌われてしまうことが

それが わたしの 今何より怖いことなんだ。


これじゃあ

「お母さん」が「夫」に替わっただけ だなぁ・・・ショック



ん?


そうか それってつまり・・・


夫のこと すごく愛してるっていうことだなぁ・・・お願い (照)


愛してるから 嫌われたくないんだね。


またひとつ

自分の中に 自信がもてる感情を見つけたよラブラブ



そうしたら

不思議と

「ちゃんと夫に愛されてる」証拠 照れ

も  次々に 見え始めてきた。



なぜだか

だんだんと

「大丈夫」な気がしてきて

思考がゆるんできた。



そして

冒頭の「父さんがそう言ってる」も

別に「夫もずっとそう思ってた」なんてことはなかったのかもしれない。

わたしが 夫の両親にうまく気を遣えない自分を ずっとこころのどっかで責めてたから

「こんな奥さんでごめんね」って 夫に対しても罪悪感をもってたから

勝手に そう感じただけであって。


その言葉には 夫の意図は何も入ってないのかもしれない。

ほんとの ただの伝達だったかもしれない。


そう 思えた。



それでやっと

この件に対するわだかまりが 自分の中で消えていくのを感じた。




次回・・・

「夫の意に反する行動をとる」という

人によっては当たり前の

でもわたしにとってはとても大きなバンジー

をした話。