第2話
僕は部屋に案内され廊下を歩いていると
階段に1番近い部屋の前に
大きなマイメロディーのぬいぐるみが
ドアの前に置かれていた。
え?こんなところにマイメロ?と思い
通り過ぎ様としたら
この部屋ですとヒメが言ってきた。
オレはまだこの時ヒメがマイメロ
好きだという事に気付いていなかった。
部屋に入り荷物を置いて置くカゴがあったので(これは始めて店に来た時に別の女の子に説明されていた)
それにカバンを入れ
当時冬だったので着ていた
コートを畳もうとした
するとヒメは自分のコートがかかっていた
隣のハンガーを取りオレのコートをかけてくれた。
なんて気遣いのできる子なんだと
思いながらベッドに腰掛けた。
するとすぐさまひざまずき
靴下を脱がしてくれようとした。
時短なんてものは無い。
びっくりするサービスである。