2015年2月17日。
この日を境に私の環境は一変しました。
これから、この日から現在まで少しずつ綴っていきたいと思います。
2月17日朝11時。
この日は4週間ぶりの検診でした。
そして5カ月まで後1日という日でもありました。
初産だった私は「安定期に入ったらベビーグッズを揃えて、今まで控えていた外出もして、夫婦で産前旅行の計画も立てよう!お腹がもっと出てきたらマタニティフォトも撮りたいなぁ」と呑気に妄想を膨らませていました。
この日は平日だったので、仕事の休みをとって1人で病院へ行き、主人には診察終わったら連絡すると告げていました。
診察待ちの間、たまごクラブを読みながらこれからのマタニティライフ、そして産後への妄想をますます膨らませていました。
待合室で1時間ほど待って、診察に呼ばれました。
まずエコーを見るために診察台へ。
お腹にエコーを当てて、私もお腹の中の子が大きくなっているかなとワクワクしながら画面を見ました。
エコーを当てて、すぐ先生の「え…」という声。
何回も何回もエコーを当て直す先生。
私も先生の説明を受ける前にすぐに状況が分かりました。
4週間前とは全く違う我が子の姿。
前回のエコーでは手足をバタバタさせていたのに、全く動いていない…。
頭の中が真っ白になりました。
そして、先生は「前回の診察から今日までで何か変わったことはありませんでしたか?」と聞いてきました。
私には全然心当たりがなく、出血もなければ腹痛すらなかった…。悪阻すらなく、全く変わったことはなかった。はずだった…。
けれど先生からは「残念ながらお子さんの心臓が動いていません」という宣告を受けました。
私は現実を受け入れることはできず、涙が自然に溢れてきた。
どうして、どうして、どうして…!!
先生の話も頭に入ってこなかった。
先生に「これからの話をしていいですか?」と聞かれても、何も答えられなかった。
私の『これから』はこのお腹の中の我が子と会う。その未来しか待っていないんじゃなかったのか。
先生はそんな私の様子を見て、「とりあえず明日来てください。もし万が一間違いがあってはいけませんので、明日またエコーを見ます。そしてそれからこれからの話をしましょう」
そう伝えてきました。
万が一の間違いの可能性は、どのくらいあるのか…その言葉が喉の奥まで出かかってけれど飲み込みました。
あのエコーを自分の目で見て、あまりにも違う我が子の姿に、万が一の可能性はきっとないだろう。そう自覚していたのかもしれません。
診察室を出てから、こんな泣き腫らした目で大勢の人がいる待合室には戻れず、逃げこむように病院のトイレに入りました。
そしてそこから私の母に電話しました。
続きます。
