最近、映画しまじろうのまほうのしまのだいぼうけんをAmazonvideoで見ました
これがめちゃくちゃ良いポイントがあったのでおススメさせてください
話の内容は全く関係ありません
映画冒頭、しまじろうのお母さんが朝ごはんを作っているシーンがあります。
しまじろうがお手伝いする!とキッチンにくるのですが、おかあさんは熱いスープだったのでそれを断ります。
しかし、できる!大丈夫だよと引かないしまじろう
結果、床にこぼし、しまじろうに怪我はなかったものの、お母さんはもう座ってなさいとしまじろうを追いやります
しまじろうのおかあさんてこどもちゃれんじだと、親近感が全く湧かないTHE子ども思いの素敵ママなんですが、かなり人間ぽいというか、朝の忙しさもあってイラッとくるおかあさん像が描かれていました
結構あるあるというかこうあしらってしまう気持ちに共感できるママは多いのではないでしょうか。
シーンは変わり、しまじろうのおとうさんとしまじろうが通勤、通園で歩いています。
すると、しまじろうはお父さんにあんなに怒らなくたっていいのにと肩を落とします
そのときのお父さんが神対応なんです
お父さんは微笑みながらなぜお母さんが怒ったのかをしまじろうに問います。
しまじろうはこぼしたら床掃除が大変だから怒ったんだと言います。
でもこれは違いますよね
いや、それもあるけどお母さんが本当に言いたかったのは熱いからやけどしたら危ないこと
まだしまじろうには難しいのではと思ったからですよね。
しまじろうのお手伝いしようとしてくれた気持ちを否定しているわけではないことも伝わっていません
それに気づかせたいお父さんはしまじろうにそれだけかな?もっと考えてみようと促します
これめちゃよくないですか
もし、そうだね、怒りすぎだよなんて言ったらお母さんとしまじろうの信頼関係も、夫婦の信頼関係も崩れますし、本当の思惑が全く伝わらないまま終わってしまいます
もし、しまじろうがいけないんだ!と更に叱ればしまじろうは家庭内に逃げ場がないですよね
どちらも否定しないで考えさせる
これ今早速マネしてます
私が叱れば主人が、主人が叱れば私がなんで怒ったかわかる?と聞きます
どちらかしかいないときも叱ったあとは何がいけなかったかわかる?と聞いてます
なにせまだ2歳半なのでトンチンカンな答えが返ってきますがそれでも叱って終わりより意味があると思ってますし、自分でよく考えるきっかけになればと思ってます
諭すやり方は自分のクールダウンにもなり、なかなか良いです
このシーンに限らず、この映画に出てくるしまじろうママは非常に共感しやすくてお母さん目線でも楽しめました
肝心のストーリーも良いので一見の価値ありです