6月上旬のお話です。
初めて天牛目的で常陸の国へ。
こっち方面は石的には魅力的な場所が多いイメージですが、天牛的には全く情報を持っていなかったので足が向きませんでした。
シロオビナカボソタマムシ
ターゲットは、ここではダンコウバイをホストとする某天牛…ダンコウバイ近くのガマズミの花を掬えば出会える可能性があるということで。
でも、現着して愕然…ガマズミの花はとうに終わっておりました。1週間以上は遅かった感じ。
諦め悪く、咲いているウツギ系などの花を掬ってみるものの、トゲヒゲトラカミキリ、ニンフホソハナカミキリ、フタオビノミハナカミキリなどのみ(涙)。
ということで、ここには行かなかったことにして(笑)、おなじみの南会津へ。
下草の葉にはエゾハルゼミがたくさん鎮座しておりました。
ここでの目的はブロイニングカミキリ。
昨年もチャレンジした半枯れのサワグルミのところへ行ったのですが…
なんか消えてる…なんで???
狐につままれた感覚で掬いもできず撤収(涙)。
もう時間もないので、材チェックだけしました。
偶々見かけた小さな材置場。
期待していなかった分、チャイロホソヒラタカミキリやルリヒラタムシがいてくれたのは嬉しい限り。
そして、いつもの大きな材置場。
いつものごとく、ゴマフカミキリとホソアシナガタマムシがやたらと多い…。
定番のミドリカミキリ、ヒメスギカミキリ、シロトラカミキリ、カラカネハナカミキリ、ハネビロハナカミキリ、ヤツボシハナカミキリなども健在。
ハンノアオカミキリはここでは初めて見たかも。
初めてといえばこの子たち…
材でシナカミキリを見たのは初めて。
サペルなので当然と言えば当然なのか?
材といえばセイボウのなかまも定番。
この子はリンネセイボウかな?
当てが2か所連続で外れましたが、それなりに楽しめた週末でした。