今年のGW前半(4月)のフィールド遊びは甲州南部へ。
2年前に訪れたナツグミ群落のある河原です。
目的はナツグミをホストとするグラフィラ(ヒゲナガコバネカミキリのなかまの一グループ)ですが、ここではかなりの難物。
しかも現着当初は雨ポツポツで、最初から諦めモード(苦笑)。
ヤマトシジミ
とはいっても、いよいよ生き物の気配が盛んになってきたこの時期に、目いっぱい遊べるのはワクワクします。
目的の子を拝めないとしても、この幸せを噛みしめなければ。
現着してすぐに気付いたのは2年前とナツグミの状況が違っていたこと。
同じくらいの時期だったはずですが、2年前は花がすでに終わってたけれど、今回はまだ咲き残っています。
なお、花弁に見えるものはがくです。植物アルアル。
花の状況が違うと面白いもので、出会えた虫たちも2年前と全く違っていました。
ヨツボシテントウダマシ
モンクチビルテントウ
クワハムシ
ヤツボシハムシ
この子はシロジュウシホシテントウかな? 斑紋が変だけど。
グミチョッキリ、2年前は全く見かけなかったけど、今回はうじゃうじゃ。
案の定、目的の子に会える感じがしなくなったので(笑)、他の虫観察に切り替え…グミ以外の植物もチェック。
ケヤキちっくだなあと思って見てみると、予想通りヤノナミガタチビタマムシがたくさん!
付近のグミにもちょこんとしてました。
天牛は、ヒメナガサビカミキリとヒトオビアラゲカミキリだけ…寂しい。
そんな状況だったからか、ヒゲブトハナムグリがとてもかっこよく感じました(笑)。
謎虫が出没…何だこれ?
羽化仕立て、しかも不全の大型テントウかな、カメノコテントウとか。違う気もするけど。
最後はキバネツノトンボを拝んで撤収。
きれい…いやそれ以上にファンキー(笑)。
目的の子には会えませんでしたが、あれやこれやで楽しめました。