11月中旬、群馬県は山間の鉱山跡へ行ってまいりました。

ここには有名なスカルン露頭があって、特に柘榴石が好きな愛好家には人気の場所のようです。

柘榴石好きな私もようやくですが訪れることができました。

 

緩やかな登山道をのんびりとテクテク…

というか、今回は私にしては珍しく熊鈴を付けていたので、リズミカルさを強要されあまりのんびりでもなかったかも(笑)。

 

 

 

目的地近くになると、転石が目立つ小さな広場が目に入ってきたので、少しチェックしてみると、やっぱり柘榴石だらけ(嬉)。

 

 

そして、目的の露頭…

露頭の一部であるこの巨岩がトレードマーク。

ほぼほぼ柘榴石で構成されているようです。

 

 

 

 

愛好家さんたちに割られた小石などをチェックしていくと、なかなか良い感じの柘榴石が見つかります。

ここのは灰鉄柘榴石(アンドラダイト)で、この柘榴石は褐色系か緑色系なのですが、ここのは赤みがかった褐色系。

 

 

 

シャープなものが結構あるのは良いのですが、大きなものは不透明だったり褐色すぎたりでちょい残念。

 

 

 

小さめのものは赤っぽいうえに透明感があって良いです!

 

 

 

これは当初「黄色っぽい柘榴石?? 」なんて思ったのですが…

 

 

水晶をぽろぽろ見かけ、あ~たぶん水晶かと理解。

 

 

柘榴石以外ではヘスティング閃石をよく見かけました。

 

 

 

 

ほかはこんなのくらいかな~…磁鉄鉱や鉄角閃石といったところでしょうか。

 

 

というわけで、次回「下」は恒例の「愛でる編」です!