9月終わりから10月初めにまたがる週末、嫁様アテンドで久方ぶりの鬼怒川温泉へ。
温泉郷では特に自然との触れ合いはなかったのですが、ホテルにチェックインするまで少し時間があったので、ランチをしたエリアにほど近かった某観光施設へ立ち寄りました…嫁様は憮然としておりましたが(笑)。
その場所は、かねてより行ってみたかった「木の葉化石園」@那須塩原です!
同園の説明書きによると、同園や塩原温泉郷のある塩原盆地は、数十万年前は湖で、そこに堆積した地層(約30万年前の更新世チバニアン)には落葉や生物の死骸が化石として豊富に見られるようです。
ここに来たかった理由は、2021年にここで発見された国内初のオオトラカミキリの化石!
月刊むしにも掲載されていましたね。
でも、探しても見当たらない…
スタッフの方に聞いてみると、研究に貸し出しており半年先くらいまで戻らないとのこと。
…え??? 今さら何を研究するの? 単に回覧してるだけじゃね?
もうね、がっかりです。
仕方ないので、パンフの写真をアップしますが…あ~残念。何だかもう見る機会はない気がする。
オオトラの件はさておき、木の葉を中心としたここ産の化石や海外の立派な化石や鉱物など多種多様な展示は楽しめましたよ。
紹介したいものはたくさんあるのですがきりがないので、ここを中心とした塩原産のものを貼っておきます。
クリ
ホソムシヒキアブ
ヒメバチ
エゾハルゼミ(羽)
エゾハルゼミ(胴体)
シオバラカエル(新種)
ウグイ
水晶
カネハラヒオウギ
さて、この園のユニークな楽しみが化石発掘体験。
といっても、地層から直接発掘するものではなく、小割にされたブロック状のものを割って探すというもの。
嫁様が早々に車に戻って待っている状態だったので、その場ではなくお持ち帰りしての発掘体験となりました。
見たとおり結構小さく割られたブロックなので、予想どおり、入っている木の葉化石も欠け欠けで残念。
ときどき大きく残っているものがあると嬉しかったり…。
虫も入ってくれてればと思ったのですが見つからず残念。(そこそこ入っているようなので、興味のある方は是非!)
針葉樹の葉でしょう
種子かな?
木の葉の化石は結構思い出深くて、今からウン十年前の昭和末期…
当時中学生で少しずつ世界が広がっているときでした。
同級生のお父様が化石採集が趣味と聞いて、何かくれと頼んだら(笑)、阿蘇方面の木の葉化石をいっぱい採ってきてくれたんですよね~。懐かしいなあ。