前回から1ヶ月後の6月半ば、南会津を再訪。

ただし、前回とはねらいの子が異なるため、訪問地も違ってます。

 

最大のターゲットに会うべく、いつも頼らせていただいているItaさんに教えていただいた林道へ…ターゲットがいるはずのハルニレを探してテクテク。

初めての場所なので、行きは環境チェックをメインに、帰りに抑えたハルニレポイントで頑張ろうという計画で、時間的に許す限り林道を奥まで行ってみました。

 

 

 

ときどき車が追い越していくのですが、しばらくすると戻ってくるので、案の定、ある程度行くと車止め…

この先は薄暗い森っぽいし、ここで引き返すことにしました。

途中で車のおじさんに「クマが出るぞ~」ってな感じで脅されたし(笑)。

 

下草の上の子たちはこんな感じ。

ここでもハムシダマシ系が多いですね。

定番のシロオビナカボソタマムシやナガタマムシのなかまも嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道脇の倒木ではベニヒラタムシくらい…森に入り込まないと良い感じの倒木はないかな~。

 

 

ヌルデを掬うとやはり入って来たヨツキボシカミキリ。

 

 

花が付いているっぽい低木などを掬いますがめぼしいものは入らず。

 

 

 

 

天牛ではエゾサビカミキリ程度でしたが、コメツキではダイミョウヒラタコメツキやシモフリコメツキといった綺麗どころが。

 

 

 

思いがけず良かったのは、点々と見られた白い花。

ピドニアがいそうだな~と掬っていくと、やはりポツポツと入ってきました。

 

フタオビノミハナカミキリ、チャイロヒメハナカミキリ、カグヤヒメハナカミキリがやたらと(+ナガバヒメハナカミキリが少し)入ってくるのは他の地域と同じなのですが…

 

 

 

 

 

 

首都圏からはきっとこの辺りまで来ないと出会えないピドたちも入ってきました!

 

きっと入るはずと期待していたキタセスジヒメハナカミキリ…一番多く入ってきました。

 

 

 

 

斑紋の個体差はほとんどないように見えます。

 

 

 

 

そして失念していたミワヒメハナカミキリ…出会って、そういえばここにもいたんだったと思い出しました。

 

 

ピドではにぎわっていたこの花、でもピド以外ではカラカネハナカミキリのみという少し寂しい状況でした。