とうとう明日に迫った「麒麟がくる」最終回。一刻も早く観たいのはやまやまですが、おそらくBSではなく、普通に8時から観ないと落ち着かないのでそうしたいと思います。

 

さて、主人公の明智光秀。長谷川博己さんが演じていらっしゃいます。

 

長谷川さんは最初の出世作「セカンド・バージン」の崩れ官僚のときはそうでもなかったのですが、その後の主演作ではドラえもんに出てくる「出木杉くん」みたいなキャラが目立ちます。「シン・ゴジラ」の副官房長官もそうだし、朝ドラ「まんぷく」でも、本当は破天荒な人生を送った百福さんも、彼にかかるとぐっと聖人君子風に。もちろん両者とも演出がそうなのでしょうが。

 

で、今回の光秀も「出木杉くん」みたいだ〜と思ってみてました。品行方正で真面目、多才、温厚で信頼できるお人柄。主人公とはいえそれこそやり過ぎでは、と思うこともあったのですが、まあこれはこれで「主人公」としての光秀ならいいのかなとも。

 

そして、とうとう明日はそんな「出来杉くん」光秀がキレて、史上最大の謀反となるわけです。トリガーは何だったのか。天皇や朝廷、鞆将軍、藤孝、秀吉、家康らはどう絡むのか。そして信長は光秀にどう対峙するのか。

 

とても楽しみです。