今回はこちら、ユニオンインペリアルのSU201のつま先をケアしていこうと思います。
この靴は、つま先の色をうっすらアンティーク仕上げにしています。そう、うっすら、本当にうっっっすらですが、ココだけ色を濃くしているわけです。
新品の時点でかなり濃くアンティーク仕上げされている靴なんかもあったりしますが、色の違いがハッキリしすぎているのは不自然な気がして、あまり好きではありません。
なのにこの靴にはアンティーク仕上げをするのにはワケがありまして、それはワックスとクリームを落としたつま先を見ていただけるとわかるかと思います。
…あれっ!? 写真だとあんまりわかんないな…。
つま先にキズがあるんです。右足をアップにするとこう。
う…ピンぼけだ…。
左足はこう。
…うーん…改めて写真で見ると、気にするほどでもない気がしてきたなあ。
でもまあ、今回もいつもどおりやるとしましょう。
アンティーク仕上げは、クリームでやる人、ワックスでやる人、それぞれいるかと思いますが、私は両方使います。
サフィールノワールのクレム1925のネイビーブルーで磨いた後、サフィールノワールのビーズワックスポリッシュのネイビーブルーをのせます。
なぜ黒でなくネイビーを使うかというと、これはもうネットで見た某先達の「アンティーク仕上げは黒でやると変になる。ネイビーがいい。」という言葉に盲従してしまっているだけでして、黒と比較したことはありません。黒でいいのかも知れません。
で、仕上がりがこちら。
…特に右足は改善の余地があるようにも思いますが、まあいいとしましょう。
最初はけっこう、これをやらないとキズが目立つ気がしていたのですが、続けているうちに濃い色がすこし定着して、そのままでもキズが目立ちにくくなってきているのかも知れません。
でも、クリームもワックスもネイビーが全然減っていかないので、引き続きコツコツ使っていこうと思います。