先日、ガルジョンマーの5528を実戦投入したけど靴擦れしてしまったという記事を書いたわけですが。
翌週にもう少し快適に履けたらなあということで、とりあえずギチギチのサイズのシューキーパーを押し込みました。
もう、バネが意味ないくらいギッチギチです。
外すときに苦労するけど、ギリギリ何とか使える、くらいにがっちりハマッています。
この記事に書いたとおり、過去にこのシューツリーをこの靴に使っていたときには、ギチギチすぎたせいで取っ手が取れるという悲劇が起きました。そのためこの組み合わせで使うのはしばらく避けてきたわけですが、ツリーの取っ手もボンドで強固に固定しましたし、再チャレンジしてみることにしました。
さてそれで、いよいよ明日また履くぞというタイミングで、前回靴擦れしたカカトあたりのライニングを、サフィールノワールのスペシャルナッパデリケートクリームで保湿。これで柔らかくなってくれたらなあと祈りながら、再びシューツリー挿入。
そして翌朝、悲劇は起きました。
いや、悲劇に気づいたというべきでしょうか。
抜けないのです。
前日までは、苦労はするもののどうにか外せていたシューツリーが、どれだけ力を込めてもどうにも外せなくなっていたのです。
一体、何が起きたというのでしょう。原因はスペシャルナッパデリケートクリームにあるとしか考えられませんが、クリームが一体全体どう作用しているというのでしょうか?
クリームがツリーと靴とを糊のように固着させている?いや、そんなはずはない…。
クリームの作用でライニング(靴の内側)の摩擦係数が高まった?うーん、あるのかも…。
クリームの作用で靴が収縮しツリーにスーパーミラクルフィットしてしまった?そうなのかも…。
なにはともあれ、このままでは靴は履けないし、ツリーも使えません。
…えっ?もしかして、これ、詰み?
こんなかたちで、靴もツリーも失うの?
どうにかならんものか…。