ここに書いたように、ウォームビズのためにスリーピーススーツを着るという季節でもなくなってきまして、そろそろベルトの出番です。

 

 で、ふと見ると、茶靴を履くとき用のベルトが、ちょっと傷んでいる様子だったので、ケアすることにしました。

 

 ここにも書いたGANZOのベルトです。

 素材はカーフ。色はバーガンディー…のハズなのですが、かなり黒に近い色となっていますね。

 

 で、どこが傷んでいるかというと、ココです。

 

 わかりにくいでしょうか。ココです。

 ヘリというか、縁というか、側面というか。

 

 レザークラフト用語では、革の裁断面のことをコバというらしいですけども、ちょっと調べてみたところベルトのこの部分もコバと呼べば良いようですね。

 

 写真だと目視よりもわかりにくいですけど、コバのところがささくれ立ってきちゃっています。

 

 かつての私が使っていたような薄っぺらーいベルトなら、バックルのピンを挿す穴が拡がっちゃう問題が先に気になると思いますが、このGANZOのベルトはその点は大丈夫。それよりも、バックルやスラックスのベルトループと擦れるせいでしょうか、コバの方が先に傷むようですね。

 

 さて、このコバ補修に使うのがこちら。

 トコノールです。

 

 以前はワックスで寝かしつけたりしていましたが、トコノールを手に入れてからは、ささくれ立ったベルトのコバには常にコレを使うようになりました。

 

 使用上の注意に気をつけつつ、塗って擦りながら乾かすこと数分。

 

 こうなりました。

 うん、こんなところかと。

 

 茶靴に合わせて使っていきます!