ザシチのパペカレが一年で最大の威力を発揮する瞬間を動画に撮ろうとして、失敗しました。
私の愛機、ザ・シチズンの和紙モデル（AQ4020-03A）と第三世代モデル（A660-H25161）は、どちらもパーペチュアルカレンダー機能が搭載されているので、2月28日から3月1日にかけて、日付表示が自動的に4日ぶん送られるのです。
その様子を撮影しようと、昨晩ザシチ和紙モデルの前でスマホを構えて0時ちょうどを待っていたわけですが、肝心のときに録画ボタンをちゃんと押せていなかったようです。
第三世代モデルの方はここに書いたように0時より少し後に日送りが発生するので、そちらを撮影することもできたはずなのですが、和紙モデルの方を撮れていなかったショックであたふたしているうちに、そちらのチャンスも逃してしまいました。
ただ、日送りを目視することはでき、それによる収穫もありました。それは、和紙モデル（AQ4020-03A）と第三世代モデル（A660-H25161）とで、4日ぶん送るときの挙動が違うことに気づけたことです。
和紙モデルも第三世代モデルも、「28日」表示から「1日」表示までをガーッといっぺんに送るのではなくて、1日ぶん送って一旦停止、を繰り返します。ただ、一旦停止する時間の長さが違いました。
和紙モデルの方は、停止時間は1秒にも満たなかったと思います。正確に測ったわけではありませんが、感覚的には、0.2秒くらいで日付を送って、0.8秒くらい停止、を繰り返すイメージ。全ての動作が終わるまでの合計時間が3秒くらいという感じでした。
一方の第三世代モデルは、毎回数秒ずつ停止していました。合計所要時間は10秒以上はかかっていたと思います。
もし、パッと見た瞬間に4日ぶんの日送り進行中だったとしたら、和紙モデルならすぐにそれと気づけるけど、第三世代モデルだと「あれっ、29日って表示されてる！？今年ってうるう年だっけ？」と勘違いするかもしれない（数秒後には何が起こっているのか気づくけど）、くらいの差ですね。
ムーヴメントによる仕様の違い（A060 vs A660）なのか、製造から20年以上を経過したことで第三世代モデルの挙動が少し変わったのかは、今のところわかりません。（あるいは、第三世代モデルは製造直後からこの挙動だけど、同じキャリバーA660を積んでいるとされている現行のモデルだと実は改善されている、なんてこともあるのかも？）
私としては、新しい製品を開発する過程で、こういう細かい仕様も改善されたのだと思いたいですね。そして、その事実がことさらに喧伝されていないのだと。
そうだとしたら、やるじゃん、シチズン。
