「ジョンストン&マーフィー」ブランドの靴はあちこちの国でOEM生産されていますが、このうち2008年までリーガルが製造していた通称ガルジョンマーについて調べるのが楽しくなってしまったこのワタクシ。

 

 ガルジョンマーにはどういう型番のモデルが存在したのかという話をここに書いたり、そのうち特にLE5xシリーズについてここに書いたりしました。

 

 なにぶん、ガルジョンマーのカタログのような資料が発見できていないので、手探りで色々と調べているわけですが、その過程自体を楽しんでいます。

 

 そんな中、今回はLS4xシリーズについて、今の時点でわかっていることをまとめておこうと思います。

 

 

 リーガル製ジョンストンマーフィーの型番は、アルファベット2文字と数字2桁の組み合わせ(古いものだと数字のみ4桁)でできているわけですが、アルファベット部分がLSのものはアッパーがコードバンでできたモデルとなっています。

 

 中でも数字の一桁目(10の位)が4のものを私が勝手にLS4xシリーズと呼んでいます。このシリーズに属するモデルはいずれも顔料染めのコードバンを使用したものと思います。

 

 また、ハーフミッドソールストームウェルトのゴツい仕様もこのシリーズのモデルに共通する特徴だろうと思います。

 

 私が持っているLS46をふくめ、これまでに存在を確認できたモデルは以下になります。

 

LS42 CROWN ARISTOCRAFT ウイングチップ ブラッチャー

LS43 CROWN ARISTOCRAFT プレーントゥ チャッカブーツ

LS44 CROWN ARISTOCRAFT サドルシューズ

LS46 CROWN ARISTOCRAFT プレーントゥ ダービー

 

 なお、ブラッチャーとダービーの違いについては、昨日書いたこの記事に沿って書き分けました。

 

 この番号の並び順を見ると、LS41、LS45、というモデルも存在しそうですね。もし存在するとしたら、LS41はプレーントゥのブラッチャー、LS45はUチップのダービー、なのではないかと予想しています。その根拠については、LS0xシリーズLS5xシリーズについて書くときの楽しみとしてとっておこうと思います。