まめです。

 

 前回ガルジョンマーのLH04について書きましたが、実は私、型番がLHから始まるガルジョンマーをもう1足持っていまして、それがこちら。

 

 

 型番LH13、プレーントゥのシングルモンクになります。

 

 なんというか、上品ですよねー。

 一般論としては、モンクストラップは紐靴よりカジュアルということになるのかも知れませんが、このLH13はスーツに合わせて全然問題なさそうです。

 

 ただ、写真だとちょっとわかりにくいですが、バックルの色が金色なんです。腰に巻くベルトのバックルも金色にすると統一感が出せそうですが、あいにくそういうベルトは持っていません。

 とはいえ、ある程度履いてバックルを留めているゴムが緩んできたら銀色のバックルに交換するのもアリだし、金色バックルという個性を大事にしていくのもそれはそれでアリ、何なら悪目立ちしないような金色バックルのベルトがあれば買っちゃおうかなー、などと考えています。

 

 

 靴の内側を見るとLH13の13が「/3」みたいに見えますが、箱を見るとLH13だとわかります。

 

 

 LH04の記事でも書きましたが、Johnston & Murphyブランドの靴のうち、リーガルによって製造されていたものを、ここでは「ガルジョンマー」と呼んでいます。某大手掲示板サイトの住人が敬意を込めて用いていた呼称を、ありがたく使わせてもらっています。

 

 くどいようですがこのLH13、前回ご紹介したLH04と同じLHシリーズということになりますね。いや、「LHシリーズ」というような言葉が実際あるかどうかは知りませんけど。型番がLHから始まるガルジョンマーを、私が勝手にそう呼んでいます。

 

 

 LH13もLH04と同じくクラウンアリストクラフトで、インソックのロゴの色も同じ茶色です。

 サイズが(インチ表記ではなく)センチメートル表記なのも同じですね。

 このあたりは、同じLHシリーズだからということで共通しているように思われます。

 

 

 一方で、LH04と違う点も色々あります。

 

 まず表革の質感が全然違います。

 LH04は、薄くて柔らかくて、指で押すと簡単に変形するフニャフニャな感じで、表面はツルツル。

 LH13は、厚くてハリがあって、指で押してもあまり変形しなくて、表面は皮革の表面の肌理(キメ)がハッキリ見える感じ。

 

 LH04は底付けがマッケイ製法でしたが、LH13はグッドイヤーウェルテッド製法です。

 また、LH04にはアウトソールにサイズ表記しか書かれていませんでしたが、LH13は「JOHNSTON & MURPHY」の文字が彫られています。

 なお、オープンチャネルで、カラス仕上げや飾り釘といった装飾は特にありません(ガルジョンマーの中には、そういった装飾が施されたモデルもあります)。

 

 このLH13が手元に届いて開封したとき、「あれっ…?」と思ったのはこちら。

 

 

 わかりますでしょうか、インソックを貼り付けるための接着剤が、はみ出していたんですよね。指の腹でごしごしこすったらある程度取り除けたのですが、それでも少し残ってしまいました。その後の状態を撮ったのが上の写真です。

 

 履いた時に見える部分ではないので、いいといえばいいんですが、ちょっと「おやっ?」と思いました。丁寧に造られている印象が薄まるというか、なんというか…。

 このLH13、正規店で購入したものではなくネットオークションで手に入れたものだったので、もしかしたら、販売時の状態とは違うのかも知れません。

 

 それにしてもこのLH13、まだ試着しかしていないのですが、サイズが私の足にぴったりで、履き心地がすごくイイ!土踏まずの部分のえぐれ方がいい具合です。

 

 現時点でちょうどいいと感じるので、履き込んでいるうちに大きくなりすぎてしまうかも知れない、と却って不安です。そのときが来たら、中敷きやらタンパッドやらで対応を試みたいと思います。