今回はまた、私が革靴Lv.1だったころ(ほんの数年前)のお話。

 

 当時の私は革靴1足体制をようやく脱却し、2足体制になったところでした。

 

 これからは靴の手入れにも気にかけようということで、確か東急ハンズあたりで、簡易靴磨きセットを購入しました。いわゆる靴墨と、小さい豚毛ブラシがセットになったものでした。

 

 そのときのブラシがこちら。

 

 

 ちっちゃいですねー。今思えばすごく握りにくいです。

 とはいえ、とにもかくにもブラシを手に入れたのは大きな前進だったと思います。

 

 靴墨の方は、ボトルの先端にスポンジがついていて、そのスポンジに靴墨をしみこませて靴に塗り塗りする仕組みのやつでした。もう使い切って容器も捨ててしまったので手元にはありません。

 

 当時すでにだいぶ使い込んで、爪先あたりの色が抜けてきていた、本来は黒色のビットローファーがあったわけですが、買ってきた靴墨をまずはその靴の爪先に塗ってみました。

 

 そうするとですね、黒さが復活するわけですね!あっっったりまえですけど。

 

 いや、でもね、これを体験したときには感動したんです。相当くたびれた見た目になっていた品物が、新品同様とまではいかないまでも、ここまで復活するものかと。

 

 それ以降コツコツ靴磨きの道具を買い進め、たまに靴を磨くようになったので、今では手持ちの靴の色があんなにも抜けてしまうこともなくなってしまいました。ですので、靴のケアをする中で感じた喜びは、初めて靴墨を使ったあのときがMAXだったかもしれません。

 

 さて、靴磨きセットと同時期にシューキーパーも買いました。それというのがこちら。

 当時は、さしあたり安いもので充分だけど、プラスチックのものよりはちょっとしっかりしたやつを…くらいに考えてこれを購入したような気がします。はてさて、この判断はどうだったと見るべきか…。

 

 たぶんまたつづく。