こちら東京・町田市は1日曇りです。
昨日6月4日(月)、不審者情報が出ました。
玉川学園で女子高生がカッターナイフのような物で切りつけられそうになったというものです。
不審者の特徴は、30代前半くらいの男性、短髪でグレーの上着、ぽっちゃり型。
さて、6月3日(日)に個展が無事終了して搬出してきました。
この個展は、震災で1年以上延期になったものでした。
この延期にはとても困っていました。
展示されないということも困ったのですが、実は、それ以上に“絵をはずせない”事に困っていました。
きみしぐれの絵は展示スペースに対してかなり小さく、小さいまま飾る方もたくさんいるのですが、せっかくのスペースなので、そこを、これでもかこれでもかと飾り付けてみよう、と考えました。
そのために、額縁ではなく段ボールに穴を作って、裏側から絵を貼り付ける形にしました。
(題材が畑なので、豪華な額は不似合いだとも考えていました。)
セロテープやガムテープで貼るわけにはいかないので、マスキングテープで貼りました。
ところが、マスキングテープと言えども、はがす時には紙が傷むんですね。
ツルッとした紙や厚手のしっかりした紙なら大丈夫なのですが、きみしぐれは道具にこだわらないもので子供のお絵描き帳レベルの物を使っていましたら、ダメでした。
仕方がないから、個展が終わったら1回だけはがそう、と思っていましたところ、1年以上も延期になりました。
イラスト描きをする場合、作品のファイルを持っていなければなりません。
普通は作品をコピーかスキャンしてファイルします。
ところが、主要な作品をはがせなくなってしまいました。
「新しく描けばいいじゃないか。」
とも考えたのですが、やはり出展品からファイルしたい物はありました。
よりによって設置の当日に個展ができなくなり、延期が決まった時には
「はがせない・・・!?」
と、頭が真っ白になりました。
その1年の困り物を、昨日、ようやく、はがしました。
長々と胸につかえていたものが、やっと1つ取れました。
段ボール展示はけっこう好評でしたが、テープ作戦はもうやめます。