こんにちは、趣味・防災訓練のきみしぐれです。
9月23日のブログでお知らせしましたように、きみしぐれの知り合いの方が、個人で南三陸町の集落に支援物資を運んでおります。
集落の方たちに直接聞いたところ、今の季節は暖房器具が欲しいとのことでしたので、きみしぐれのブログでもご協力を求める記事を掲載いたしました。
ご連絡いただいた方々、本当にありがとうございました。
先週、届けてきたとの連絡を受けましたので、ご報告いたします。
石油ファンヒーター19台です。
自分の車では入らないので、レンタカーを借りたとのことでした。
現地の様子ですが、岩手県はすっかりきれいに更地ができているのに、宮城県内はあちこちに瓦礫が山になっていて撤去が遅れていますし、岩手県内は断熱工事が済んでいるのに、宮城県内はまだ行われていない地域もあるとのことでした。
仮設住宅には、エアコンがそれぞれ設置されていますが、それ以外の暖房がなく、ヒーターはとても喜ばれたとのことでした。
(東北の冬は、関東以南のものとは違いますから、エアコンでしのげと言う行政は無神経だと、山形出身のきみしぐれは思います。)
仮設住宅には、他に冷蔵庫、洗濯機、テレビ、レンジ、掃除機等の家電品は届いていて、衣類、食料等も含めて物質的にはかなり行き届くようになったとのことです。
けれども、家もなく、仕事もない状態は改善されていない状態です。
そんな中で、鮭が来ました。
元々漁業で成り立っていた集落が、鮭漁ができるようになっていました。
まだあり合せの道具ですが漁が行われるようになって、仮設ですが魚市場もできていて、震災後初めて明るい雰囲気を感じたとのことでした。