こんにちは!

夫のパリ駐在に帯同し、2023年4月からパリに住んでいる豆だぬき🌿です。

 


現在2歳の娘と第2子妊娠中です。

 


今回は出生前診断(ワンデイテスト)について!

 


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想定3時間かかるというワンデイテスト、入念なエコーと血液検査を行い、その日のうちにダウン症やトリソミーなどの遺伝子検査の結果を聞くというものです。



かなり時間がかかると事前に言われていたため、パリのブックオフで本を買って、小腹が空いた時用のお菓子や小さなパン、飲み物もリュックに入れて、アメホスへ向かいました。



今回はBoltという配車サービスアプリを初めて使うことに!日本でも使ったことがなかったのですが、アメホスまで公共交通機関で行こうと思うと、とても時間がかかってしまうため、今回使ってみました。





初めてだし、知らない人の車に乗るなんてこわい…と思っていましたが、すぐにマッチングして、最初に名前を聞かれた以外は無言の車内。そのままピューーンッとアメホスに着きました。良かった良かった。



アメホスでは


と案内されていました。現在アメホスが一部工事中のため、D棟に続く道がない!?とうろちょろしてしまいましたが、近くにいたアメホスのスタッフさんが教えてくれたので、無事に辿り着けました。



受付では4枚ほど書類を書きました。個人情報や妊娠についての情報、検査についての同意書などです。フランス語なのでGoogle翻訳しつつ、書き進め、これで合ってるか分からないな…と思いつつ受付に提出すると、特に何も言われなかったので、いけたようでした。



しばらくすると、前回健診をした先生とは別の方に呼ばれてエコーのできる部屋に入りました。



今回も日本語通訳の方に来てもらい、まずは問診です。

・家族や親族に病気や障害のある人はいるか?

・第1子はどうやって産んだか?

・第1子の健康状態は?

・私自身の健康状態、手術歴は?

・なにか治療中のものはあるか?

など質問された後、ついにエコーが始まります。



この日で11w5dくらいだったかと思いますが、経腹エコーでした。かなり強めにお腹をぐりぐりしながらのエコーだったので、こんなに押して良いのかな…と思うところはありましたが、そこは先生を信頼するしかないですね…!



※ここからは暗いお話になるかもなので、ご注意ください※



最初、これが心臓ですよ〜大きさも週数通りですね〜と順調だったのですが、今思えば先生の口数も少しずつ減っていたように思います。



経腹エコーだけかと思いきや、ちょっと確認したいから経膣エコーもさせてほしい、と言われて色んな角度からエコーを行いました。



入念なエコーが終わり、再び椅子に座って先生が結果について話します。色々と話しましたが簡潔にまとめると、



「あなたの赤ちゃんは臍帯ヘルニアです」

「この週数からは元に戻ることはありません」

「この臍帯ヘルニアは遺伝子異常が隠れている場合があるため、早急に高度な遺伝子検査を受けてください」



とのことでした。



臍帯ヘルニア、という言葉も聞いたことがなかったし、エコーする前は「あなたはまだ若いし高度な遺伝子検査を必要ないと思うけどね〜」といった話をしたばかりだったので、急に高リスク妊婦になったようで、ただ話を聞いて頷くしかありませんでした。



また臍帯ヘルニアは産後に手術すれば治る、簡単な手術だ、という風に先生がお話されたので、この時は臍帯ヘルニアというものがこんなにも珍しく、そして重症なものだと思っていませんでした。



今日本当はこのエコーの後、血液検査をする予定でしたが、来週により高度な遺伝子検査である絨毛検査の予約を入れたため、今日はもうやらなくて大丈夫、となり、まさかの終了です。



3時間のワンデイテストを受けに来たはずが、検査は1時間ほどで終了。聞いたこともない病名を告げられて、なんだかいまいちよく分からないままアメホスを後にするのでした。



最後にトータル費用です。

1回目健診 170€

・1回目血液検査 261.06€

・ワンデイテスト(エコーのみ)  230€

   合計661.06€



次回は臍帯ヘルニアについて。