レポ続きです。
15:00
先生が内診してくれて、すでに子宮口は全開
ただ、赤ちゃんがまだ降りてこれてない…とのこと。
エコーで赤ちゃんの向きをチェックした先生が
「かくかくしかじかで、右側を下にしてうんたらかんたら…」←専門用語で意味不明
と助産師さんに伝え、私には
「右側を下にしてもうちょっと頑張ろうか」
と去っていきました
ドSー!!!!
ていうか陣痛室にいた時からずっと右側下にしてたしって感じでした
分娩台に移動して、子宮口全開と言われたせいか、さらに痛みが増した気がして
病は気から的なやつ?
上手に呼吸ができないこともさらに増加
でもとにかく指示があるまでいきんじゃダメなんだ!!と自分を叱咤。
でも、ついつい力が入ってしまった瞬間に…
ポンっ!!とお股から何かが出た
ちょうど旦那に、手のひらで力一杯お尻を押してもらってたタイミングだったので、旦那も「なんか出た!!」ってなって…
助産師さんも先生もいないタイミングだったので、慌ててナースコール
助産師さんが見てくれて、
「あーー、赤ちゃんの入ってる袋が出てきたんだね!」とのこと。
赤ちゃんの頭かと思っちゃった…
でも、すぐさま何それ大丈夫なの!?と不安になり…
とにかく「赤ちゃんは!?大丈夫!?」と助産師さんに何度も確認。
「大丈夫だよ〜。今先生呼ぶからね」
と、優しく返してくれたので少し安心しました。
助産師さんに呼ばれ、先生が再び登場
「あ〜、これだけ膜がしっかりしてたら、なかなか破水しないはずだね〜ここまで出てきて破水しないのも珍しいよ」
とのことでした。
出産にそんな物珍しさ求めてなかった
普通なら膜が破れて破水するはずの状況なんだけど、わりと余裕のあった(らしい)羊水が膜ごと飛び出て、水風船のような感じでお股から出ていた模様。。
そこからはお股に挟まってる感覚が気になって…出したい
「もういきんでもいいですか!?」
と聞くと、
「そうだね!いきめるなら頑張ろうか」
と待ちに待ったクライマックスの許可!!
いつのまにか助産師さんが増えていて、初見の助産師さんがいきみ方をレクチャーしてくれてました。
でもいきみ方が下手なのか、私の力が足りないようで…なかなか出てこない
3回目ぐらいのいきみで、
「赤ちゃん苦しそうだから吸引するね〜」と先生に言われた気がします
この吸引の準備が「何されてるんだ!?」って感じで痛かったけど…
もう出してもらえるならなんでもいい!って感じでした。
あとで旦那が
「助産師さんがまちゅりのお腹に馬乗りになって、足と手でガンガン押してたからめっちゃびっくりした」
と言ってたけど、
「えー!そうだった!?」と、そんなことされて気付いてない(忘れてる?)自分にもびっくりでした。
下から引っ張られ、上から押され…
40w2d
16:00過ぎ…
かわいいかわいい男の子が、元気な産声をあげてくれました
前日に3012gと言われていて、実際は3000g手前、誤差わずか50gぐらいでした
しばらくして胎盤もぬるんと出てきて、お腹を少し押されて血がダラーーーっと出る感覚。
ちなみに妊娠中「生まれたら号泣しちゃうかも〜」とか思ってましたが全然←
終わった
疲れた
やりきった
という感覚でいっぱい。笑
そこから私の後処理のため、旦那は病室に一旦引き上げたんですが…
旦那が出て行ったら助産師さんが
「旦那さん、泣いてましたね〜」と。
「え、ホントですか??気付かなかった〜!」←旦那の顔を見る余裕がまったくなかった
「奥さんにありがとうって言える旦那さん、意外といないんですよ〜優しい旦那さんですね」
と言ってくださいました。
「そうなんです、優しいんです〜」と返し、助産師さんと先生には笑われましたが…
でも実は私…
旦那から「ありがとう」と言われたことを覚えていない
なんて言葉をかけられて、旦那がどんな顔をしていて…とか全然記憶にありません←
あとで旦那に「あの時ありがとうって言ってくれてた??」と確認したけど、本人もいっぱいいっぱいだったから覚えていない、と。笑
でも私の処置中に、私の携帯に「本当にありがとう」とLINEを送ってくれていたのをあとで読みました
私のお股は、中まで裂けておりまして
もう縫うのが痛い!!!
長い!!!
どれぐらいかかるか聞いたら、サラッと「15分ぐらいかな〜」という先生
この時とうとう、ずっと思っていたこと…
「先生ドSですね!!!」
言ってやりました←
めっちゃ優しい先生です(念のため)
助産師さんも先生も笑ってくれたけど、ホントもう言わずにはいられなかった←
それぐらい、マジで縫合は痛かったです
分娩は最後までなんとか唸るぐらいで終わっていきましたが、
「うーーー!!いだいいだい!!いだだだだ!!これあと何分ですか!?もう終わりますか!?」と何度も訴えました
まぁ分娩は「痛い!」と言う余裕すらなかったとも言えるけど。。
なんとかそんな最後の試練を終え…
2時間点滴しつつ休んでから、分娩室を後にしました
まぁこの後も色々と大変な出来事がありましたけど
とりあえず出産レポとしては以上になります
分娩は約13時間でした。
気付いた時には5分間隔を切っている…という、自分的には予想外な展開になりましたが、そこからはなかなか進まなかったお産でした
促進剤に感謝しないと
助産師さんには、
すいませんすいません、ありがとうございます、と入院してから何度言ったか
陣痛中から分娩中…そして産後、体調面でもたくさん気遣っていただき、母乳指導などでも当然昼夜関係なくたくさんお世話になり…
本当に感謝してもしきれない!
助産師さん、神です
なんてすごい仕事だ…と本当に頭が下がります!
これからは助産師さんに教わったことを一つ一つ思い出しながら、家での育児に奮闘していかなければ
そしてできればいつか…
またこの病院で、優しいんだかドSなんだか…まぁ結局優しい院長先生(笑)に2人目を取り上げてもらえたらいいな、と思います
(今はまだ考えたくないけど!笑)
赤ちゃんもママもパパも0歳。
まだまだ毎日すべてが手さぐりですが、かわいい我が子の成長をパパと一緒に見守っていきたいと思います