最近読んだ本
『アルゴリズムの時代 機械が決定する世界をどう生きるか』
ハンナ・フライ著 森嶋マリ訳
本書での”アルゴリズム”とは、コンピュータが様々なデータを集め
分析し予測すること。その分析(解析)手順の中には、人間が
プログラミングしたもの、コンピュータが自動学習したものの
両方があるそうです。
自分が思いつく中で例をあげると、ネット・ショッピングでの
”あなたへのおすすめ”とか、将棋対局における”AIによる形勢判断”
等ですが、それ以外にも裁判、医療、犯罪予防、自動車などの分野
に関する事例が書かれていました。
そして最終章は”芸術”に関して。
自分が本書を購入した目的でもあり、読むのが少し怖かったですが、
読み終えた今は少しほっとしています(笑)。
本書の良いところは、コンピュータによるアルゴリズムの良い点・
悪い点を両方書いているところだと思います。
本書を購入してから読み始めるまで少し時間が空いてしまって
当時と状況は少し変化しているのかもしれませんが、
今後も自分たちがアルゴリズムと接する機会はどんどん増えていくと予想されます。
便利になると同時に、”全て鵜呑みにしない”ということを肝に銘じて
いけたらいいなと思います。
アルゴリズム de コアラちゃん!豆豆!