「オカン・・・ちょっと聞いて」

部屋から出てきた次男が神妙な顔してる

「どした~?」

「大学から電話があったんだけど 
  おいら 濃厚接触者らしい」

ん~今度は何だ


大学内で麻しんの発症者が出たという電話で
それが同じ実験室の子だったので
一緒に実験してた次男は濃厚接触者というわけ

とりあえず家の中でもマスク着用して
発熱などの症状が出た場合は速やかに大学に連絡
だそうだ

麻しんの予防接種は受けてはいるものの
19年も前だし接種受けても発症する子もいるし
絶対じゃないから安心はできない

ここんとこ学際の準備やらなんらやで帰りが遅かったり
疲れが溜まってたりっていうのもあって感染の心配大です

そういえば次男の大学は
昨年の夏は新型インフルエンザの感染者が出て
夏休み初日から1週間の学校閉鎖
夏休み中だけど学祭準備があった実行委員の子たちは
学内に入れずすぐに帰宅するよう促されました

麻しんの潜伏期間は10~12日だそうで
38℃前後の発熱や咳、鼻水、くしゃみなどの症状は
季節性の風邪と一緒だけれど
発疹が出れば間違いなく麻しんです

「咳と鼻水が少し出てるけど・・・ヤバイかなぁ」

季節の変わり目でちょっと鼻がズビズビしてるだけならいいんだけど
どうかなぁ ちょっと心配