『劇場版 HERO(2015)』感想、松たか子は要らなかった。 45点(100点満点中) | まめストリート・ジャーナル 〜無料で情報が買える唯一の新聞〜

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HERO劇場版という事で、レンタル初日に速攻でレンタルしました。

劇場公開時に行こうと思ってたんですが、やはりテレビの劇場版という事でテレビで見るべきかなと・・今まで未見でした。

すげぇ楽しみにしてて、コーヒーとお茶菓子を用意して待機。ワクワクです。

ただ率直に言うと(面白くなかった)という感想です。

HEROは日本のドラマ史上で初めて全話30%越えという記録を樹立しましたが、もはや2番煎じ3番煎じで味は何もありません。

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・あらすじ。

木村拓哉主演のTVドラマ『HERO』の劇場版第2弾。

ネウストリア公国大使館の裏通りで起きた交通事故。

運転手の取り調べを始めた東京地検城西支部の久利生公平検事と事務官・麻木千佳の前に、かつて久利生の事務官を務めていた雨宮舞子が現れ…。

・2人の関係は終わってる。

これは前って言っておきますが、1作目のテレビシリーズ。

そして1作目の劇場版は割と高評価です。でも本作は前作に比べて何の驚きも新鮮味もないわけです。

世間的に言うと、松たか子さん演じる雨宮が復帰して、どうなる?みたない事が注目されるわけですけど、ストーリー的に存在意義がないわけです。

雨宮を入れた事によって北川景子さん演じる麻木が中途半端な扱いなんですよね。

知ってる方は知ってますが、1作目の劇場版のラスト。

マヒマヒでキスをするシーン。

たぶん、あの時点で2人は終わってます。

まず8年ぶりに復帰させた割に、ストーリー的に木村拓哉演じる久利生と2人は元カレと元カノという扱いで、本編中でも2人の過去はタブーみたいな感じです。

じゃあなぜ、登場させたんだという疑問。

結局、ストーリー的に何か重要やファクターなのかと問われるとそうでもない。

結果的に2人は別々の道を歩む事になるんですが、本編的に言うとラストで久利生は別れ際に笑みをこぼすので、まぁハッピーな終わり方だと思うんですが、あくまで(松たか子復帰!)という宣伝要員でしかありません。

・ソーセージを食べてたら事件が解決しました。

そしてストーリーですが、これがまぁ酷いです。

超要約すると、ある日交通事故が起こった。被害者は女性。

それを捜査している久利生はネウストリア公国大使館の関係者が関与している事に気づく。

そして、そのネウストリア公国大使館員が実は違法薬物と暴力団に繋がった事件に関係する。

といった話なんですが、まぁ中身は殆どないです。

ネウストリア料理屋でソーセージを食ってたら事件が解決したという話です。

1作目はやっぱりあの(人の命の重さを測る裁判なんです)というキムタクの名言とかタモさんも登場してストーリー的にも韓国に行ったり複雑な絡みがあって面白かったですが、本作は本当にストーリーが皆無です。

謎解きもなければ、結果的に事件はふわっとして終わる。

誰一人として活躍する場がないわけです。

主義主張も何も無い・・。

・これぞキムタクの力。

1流だったはずのドラマが2流の続編になり、3流の映画になったわけです。

ただ、驚きなのがこの内容にも関わらず興行収入が50億円近いという事ですよね。

いかにキムタクが国民的なヒーローかと言う事です。個人的な意見として、雨宮を外してちゃんとしたドラマが見たかったです。

もう、阿部寛さんや大塚寧々さんが出てた、一作目から見直そうかなと思いました。

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