『名探偵コナン 業火の向日葵』感想、コナンワースト3位の駄作。 57点(100点満点中) | まめストリート・ジャーナル 〜無料で情報が買える唯一の新聞〜

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実は劇場に見に行ったんですが、DVD版のレンタルが開始されたので改めて見ました。

予告編は本当に過去最高の完成度だったわけですが、はっきり言って内容は劇場版コナン作品の中でもワースト3に入る駄作です。

一応、ランキング的に言うと、

11人目のストライカー
紺碧の棺
戦慄の楽譜
↑この辺ですかね・・。


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●あらすじ。


人気アニメ『名探偵コナン』の劇場版第19弾。

大富豪が集まったオークション会場で、ゴッホの名画「ひまわり」が鈴木財閥によって落札された。

毛利小五郎ら“7人のサムライ”が絵画を守るために招集されたその時、怪盗キッドが現れ…。

(Amazonより引用。)

●感想。


まず全てにおいて意味不明なわけです。

まず設定上の7枚のゴッホの向日葵を集めて展覧会を開催するまではいいですが、その後は支離滅裂です。

怪盗キッドが向日葵を狙っているそれを守るために戦う・・無事展覧会は開催できるのか?みたいなストーリーなんですが、ネタバレしますが冒頭の10分くらいは凄い。

ここは「銀翼の奇術師」の最後みたいな
スリリングな展開なんですが、本作は殆どここで終わってます。

1.ゴッホの向日葵が最後で○○になるのに扱いがキッドも含めて非常に雑。
2.本編の中で過去最高の400億円以上も使っておきながら派手さがまったくない。

少しネタバレになりますが、実は7人の関係者(次郎吉が選んだ各種プロフェッショナル)の中に裏切り者がいた。という展開になるわけです。

そいつは「○○を○○するために、○○がゆるせない。だから○○するんだ。」という感じなんですが、そこに対する伏線が一切ない。

それを電話越しで新一(コナンが声を変えて)で推理するわけですが、その推理が本当に茶番です。

例えば、14番目の標的なんかはバイク事故で味覚を失ったソムリエが復讐するわけですし、時計仕掛けの摩天楼は天才建築家が自分の美学を守るわける事が動機。

でも本作では結局、犯人は見えない所で何かした(コナンお馴染みの黒いシルエット)という事です。

結局、本作は最後のコナンとキッドの大脱出を見せるための映画なんですが、あまりにもご都合主義的すぎる。

ゴッホの向日葵を題材にしながら特にゴッホに対するリスペクトはない。最後なんて本当に酷いです。

蘭が最後あの場所に行った理由も、結局は見せ場を作りたい制作側の都合でしょ?

本作が一番衝撃的だったのが、劇場版コナン作品の中で殺人事件が起こらない稀な作品です。

ボクは常々言ってますが、最近のコナンは推理ではなくダイハードです。

どうしたコナン??

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