「破水したら、陣痛ってどれくらいでくるの?」
「全然陣痛が来なくて不安…」
「羊水は漏れてても大丈夫?」
などなど、破水から出産が始まってしまった場合、不安になる方も多いのではないでしょうか。

私もその1人で、予定日の2日前に破水して入院になり、出産まで不安な気持ちになることもありました。

その時の経験から、当時の私が何度も検索していた、上記のような不安への回答するとともに、当時の状況を共有したいと思います。

破水から出産が始まってしまって不安…という方や、これから出産を控えている方の参考になれば嬉しいです。
(以下は、一個人の体験談のため、実際に出産される方は、必ず受診されている病院の指示に従ってくださいね)


ソフロロジーのトレーニングに関してはこちら
目次
1.破水したら、陣痛ってどれくらいでくるの?」
2.「羊水は漏れてても大丈夫?」
3.ソフロロジー 出産レポ【破水から陣痛編】



1.「破水したら、陣痛ってどれくらいでくるの?」「全然陣痛が来なくて不安…」

私の場合は、破水から陣痛まで3日でした。
当時ネット検索をしていた私は、破水した人のうち8割が24時間以内に陣痛が来る、という情報が目に入り、とても不安になったのを覚えています。
しかし助産師さんからは、陣痛が来るまでの時間は本当に人それぞれだから、赤ちゃんのタイミングを気長に待ちましょ〜」と言われ、焦らずに赤ちゃんのタイミングを待とうと思うことができました。


2.「羊水は漏れてても大丈夫?」

結論、ちょろちょろという程度の破水なら、大丈夫とのことです。
私も陣痛までの間、ちょろちょろとした破水が続いていたのですが、助産師さん曰く、羊水は漏れても作られ続けているので、大丈夫とのことでした。
ただ、明らかにそれまでより破水の量が多いという場合は注意が必要なので、ナースコールをお願いしますと言われていました。


3.ソフロロジー 出産レポ【破水から陣痛編】

予定日2日前 ー破水して入院ー
これはソフロロジーのトレーニングをしていたこととは無関係だと思いますが、予定日の2日前の朝にちょろっとした破水をし、入院することが決定しました。
破水は、おまたを広げる台に座って検査をしてもらうと一瞬で分かりました
そのまま病室に案内され、一通り説明を受け、入院用の服に着替えたりしていると、昼食の時間に。
破水をしている=赤ちゃんと外界との通り道ができている、ということで感染症の恐れがあるため、食後から抗生剤の服用がスタートしました。

そういった恐れがあると説明を受けたため、赤ちゃんに異変がないかを心配していましたが、お昼ごはんと夜ごはんの後の心拍のチェックでは問題なし。

破水以外は特に変化が無かったので、お見舞いに来てくれた両親と話したり、テレビを見たり、院内を歩いたりして過ごしていました。

夜は慣れない環境だからか、すでに生まれている赤ちゃんの泣き声や、赤ちゃんの酸素飽和度を見る機械のアラーム音、救急車の音が気になって、なかなか寝付けませんでした
家で使っていたこの耳栓を、入院バッグに入れておけば良かったと後悔…。(次の日母に持ってきてもらいました)





予定日1日前 ー家で過ごすのと変わらない1日ー
寝ている間に陣痛の痛みで起きることを夢見ていましたが、そのまま朝を迎えました。
毎食後、また機械をつけて心拍とお腹の張りをチェックしましたが、変化はなし。
お産をスムーズに進めるために、よく動くように心掛けていたので、この日は高校サッカーの予選を見ながら、部屋の中をうろうろ。
(助産師さんからも、破水の量が多くなければ動いてOKと言われていました)
また、助産師さんの勧めでシャンプーと洗顔ができました。
破水をしていると、赤ちゃんの感染症の恐れがあるため、基本シャワーはNGです。
そのため、少し広めのシャワー室で上半身を折り曲げて、おまたに水が来ないようにしながらのシャンプー・洗顔でした。

夕方には、母が陣痛が来るというジンクスで有名なオロナミンCを差し入れしてくれましたが、体調に変化はなく…この日もそのまま終了です。


予定日当日 -促進剤の内服スタート-
破水して3日目ということで、陣痛促進剤のプロスタグランジンの服用がスタートしました。
9時から14時までに6錠服用して、15時半ごろまで機械をつけて様子を見るも、変化はなく…

面会に来た夫としゃべりながら部屋の中を歩いたり、ベッドの上で体を揺らしたりしていました。
おなかに向かって、「もう出てきていいよ~。
こっちは心の準備も万端だよ!」と伝えましたが、変化はないまま翌朝に。


予定日1日後 -促進剤の点滴スタートからの待ちわびた出産!-
前日の薬の内服で変化がなかったことから、点滴での促進剤投与がスタートしました。
点滴をする前に、またシャンプーをさせてもらってスッキリ!
点滴前の内診では、子宮口は3cmとのことで、促進剤の内服はやはり効果がなかったことが分かりました。
点滴は、おなかに機械をつけて赤ちゃんの心拍とおなかの張りを見ながら、徐々に投与する量を増やしていきます

この日も夫としゃべったりして過ごしていたところ、14時過ぎにおまた付近にドン!という感覚が。そこからすぐに、強めの痛みが来たので、これが陣痛かと分かり、ナースコール。
……そこから気づけば2時間ほどで出産となりました。
出産時の詳細は、こちらにまとめています。


以上が、私の破水から陣痛までの記録です。

当時、破水して不安になっていた私のような状況の方に、少しでも安心をお届けできれば嬉しいです。

赤ちゃんと会えるのはもうすぐですよ!
陣痛は必ずやってきますので、楽しみに、そしてリラックスして、待ちましょうね!


出産までまだ時間がある方は、私がおこなったソフロロジーのトレーニングをこちらにまとめていますので、よければ見てみてください。