家出した。
私じゃなくて、娘が。
今週は朝からずっと怒ってるから、
とうとう逃避行という行動に出た。
学校から帰って来て、
「本屋さんに行ってくる。」って。
なんとなくいつもの雰囲気と違う感じがして、
「遅いなぁ。」と感じた時に、
電話が鳴った。
娘からで、
「私だけど、お友達の家のお母さんが話したいって。」って。
なんだ?
「娘さん、家出するって言うから家に来させました。なので、安心してください。」
軽くお話しして、
丁重にご挨拶して、電話を切った。
直後にまた電話。
今度は学校の先生から。
「お母さん、今週も中々大変そうでしたが」と様子を聞きに掛けてくれた。
学校では楽しそうにしてるけれど、
「ママはいつも怒ってるって本人言っていますが、理由を聞くと、ママが怒るのは分かります。」
最近ずっと怒ってばかりで、私も疲れる。
そして、怒られている原因は自分だと思わず、
「ただ、ママがご機嫌悪いだけ」で終わっている。
知ってたし、感じていたけれど…。
やっぱり無駄な労力だった。
先生にお伝えしたのは
「困っているのは私で、彼女は全く困っていない。」
時間どおりに学校に行って
友達とワイワイガヤガヤして
帰って来て、お風呂はいって寝る。
それだけでいいんだけどなぁ。
無駄な労力とはいえ、
なんとか頑張って学校に送り出していた結果、
家出先は同級生宅(安全な場所)にたどり着いた。
タブレットで知り合った人じゃなくて良かった。
思春期、反抗期。
大人への第一歩…。
見守りは楽じゃないぜっ!