今日、娘を連れて地域の中学校を訪れました。
『いのちを育む授業』
に、親子ボランティアとして参加したのでした。
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『赤ちゃん募集中!』
いつも行くパン屋さんに貼ってあったポスターです。
何事かと読んでみると、
中学3年生が生命や性の尊さ、命を育むことの大切さを学ぶため、
実際に赤ちゃんを抱っこしたりあやしてみたりするとのこと。
ちょうど娘も対象の赤ちゃんなので、
お手伝いできるなら・・・と、参加することにしたのでした。
パパには大丈夫?なんて言われたものの、
普段息子や周りの小学生に遊ばれてることを思えば(苦笑)
中学生ならちゃんと抱っこもしてもらえるだろうし、
何しろ未来ある若者たちのお役に立てる・・・
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広い畳のお部屋に(たぶん柔道場?)20人弱の赤ちゃんとお母さん
(と、お父さん、おばあちゃんも)
赤ちゃん2人に対して中学生6人くらいで囲んで、
話をしたり抱っこしたりしてもらいました。
中には、妹が生まれたばかりで・・・なんて子もいましたが、
だいたいの子たちは弟や妹がいても、歳が近くて、下の子が赤ちゃんのころにどう接していたかなんて覚えてなかったり。
自分が兄弟で一番下だったりしたら、赤ちゃんと触れ合う機会なんてありません。
みんな、おっかな。びっくり
でも、娘が膝にのると
あったかい~
やわらかいね。
かわいい~
なんて、顔をほころばせていました
女子のみなさんには
将来自分が子どもを産む日のことを楽しみにしていてほしいし、
中学生のみんながかわいい赤ちゃんを自分も育てたい!
そう思ってもらうことが、少子化を止めることになるかもしれません。
また、男の子たちには、将来結婚したら奥さんを気遣ってあげてほしい。赤ちゃんが産まれたら、体はしんどいし寝不足が続くし、本当に大変だからわかってあげてね。って、今から育メン教育?(笑)
・・・途中から、人見知り気味の娘は機嫌が悪くなり、
眠さも増して誰に抱っこされても号泣~
みんな困り顔。
でもね、赤ちゃんって機嫌が悪いときもあるんだよ・・・
いい時も悪いときも。大事な赤ちゃん
みんなが赤ちゃんのとき・・・。
きっとお父さんお母さんは、どんなに重くても手がしびれても、
大事な我が子をちゃーんと何時間でも、抱っこしてくれたに違いないよ。
みんなも大事に大事に育てられたんだよ
お家に帰ったら自分が産まれたときのこと、お家の人に聞いてみてね。
赤ちゃんのときの写真を見せてもらってね。
そんな話もしました。
「育児でつらいことってありますか?
その対処法は??」
なんて質問をされ
「私は、欲しくて欲しくてやっとできた子なので、
どんなにぐずっても、泣き止まなくても、ちっともつらいとは思わなくて。
でももし、本当にしんどくなったときには、初心に戻って産まれてきたときのことを思い出したり、写真をみたりするよ」
ちょうど思春期で微妙なお年頃の彼ら。
きっと、お家でお父さんお母さんとケンカすることもあると思う。
(私もそうだったし!)
そんな時は、お父さんお母さんもあなたが産まれたときの感動や、うれしさを忘れてしまっているときかもしれない。。。
みんなが、
『ぼくが産まれたとき、どんなだった?』って両親に気付かせてあげてね。
そんな話もしました。
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私が中学生のころは、こんな素敵な授業はありませんでした・・・。
中学3年生の子どもたち。
男の子も女の子も、とっても礼儀正しくてとてもまじめに娘と遊んでくれました
岡山市!
いいね!!
私は、自分自身が子どもを授かるまで苦労したので
いろいろ語ってしまいたくなりました(苦笑)
お説教じみてしまうのでやめましたが・・・
今回の赤ちゃんとのふれあいを通じて、
中学生のみなさんが命の大切さ。
感じていてくれたらいいなと思います。
素敵な授業に参加できて、よかった