第6話の大奥を見て思ったこと
(ネタバレ注意です)
今回は不妊治療していた身として、なかなか愛する上様とのお子ができない御台様の気持ちがあふれるシーンがあり、その心境に共感してしまいました。
子供ができやすくなると言われる食事をしたり努力する御台様の様子を知った上様との会話では、「子がいないと幸せになれないというのか」と言う上様の気持ち。
そして、そう言われる御台様の気持ち。
旦那にこう言われたら、何も言えなくなる。
そういうわけではない。
でもそう言われる気持ちもわかる。
表すには難しい気持ち。
なぜ伝わらないのだろうと悩むと思います。
松平定信様から
「お世継ぎのことをお聞きしました。お辛い思いはしていませんか。人は誰しも欲を持つものです。欲を持つ以上、誰かを羨み妬むこともございましょう。お優しい倫子様のことです。そんな自分を卑しく思い余計に苦しまれてはいませんか。でもどうかこれだけは忘れずにいてください。倫子様は今のままでこの上なく素敵な女性です。昔馴染みの私が保証いたします。いつかまたお会いできる日を願って。」
という文をもらい泣いてしまう倫子様。
これ妊活頑張ってる時に貰ったら、わたしも大泣きだった…
そのあと、側室の子をみて倫子様は
「すまなかった。そなたはこんなにも可愛いというのに。元気に育つのですよ。」
と声をかけていて、子供はまだいいかなぁといっていた友達の妊娠報告に素直に喜べなかったり、他人に嫉妬し赤ちゃん見るのが辛い時期があったわたしは同じように声をかけれたのだろうかと思いました。
そのあと、上様に
「申し訳ございませんでした。
私はいつの間にか自分の子を持つことに意固地になっておりました。
おちほどのを妬んでそんな自分が嫌でますます焦って。
1人の女としては今も変わらずお子が欲しいです。
母になりたいです。
それが正直な気持ちです。
ですが私はただの女ではございません。
上様の妻にございます。
あなた様が天下人としてこの国の子供達の幸せを願うように私もその妻として同じ思いでありたいと存じます。
竹千代様を見て気付かされましたあんなにも愛おしくて。
子供は誰の子であろうとこの国の宝です。
それに、子をなすことが目的のこの大奥で心から愛する方に出会えたわたしはこの上ない果報者でございます。」
と伝えていて、、、
そうです!そういうことを言いたかったのです!!
ってことを倫子様が言ってくれました。
なんというか…
子供を望む女性の気持ちは、いつの時代も変わらないものなんだなと思いました。
治療を頑張った世界を見たからこその、視点から見ていました
頑張っていた当時ならこんな綺麗な心では治療を頑張れないと思いますが、、、
以上、勝手に第6話のまとまらない感想でした。