10/30(木)
乳癌の手術から3週間経過しました。
傷は綺麗に治ってきました。
〈傷の経過、痛み〉
術後〜1週間
ロキソニン飲みながら痛みコントロール、腫れもあり、脇の下の皮膚が擦れる感じの痛みあり。
すぐに疲れる。
2週間目
痛み大分なくなる。
日常生活普通に送れるが、すぐに疲れる。
子供達とお迎え後、公園に出かける気力が出てくる。
3週目
1〜2週目よりは体力回復。しかし疲れやすい。
傷の上が腫れている感じがして痛む。脇の下擦れて痛む。
→診察では、液が溜まっているのではなく、脂肪だといわれる。
肌が乾燥しているのと、脇が擦れて痛いので、ヒルロイドローションを処方してもらう。
〈精神面〉
抗がん剤までの間にやりたい事沢山あったけれど、頭の中がとっ散らかっていて、色んな事を考えていてまとまらず、上手く段取りが立てれず事が上手く進まない。
ウィッグ選びに結構悩んだ。
すぐに疲れてしまい、1日でできる事が少ない。
病理結果受診日が近づいてくると、ソワソワし始めて不安な気分になった。
癌が取りきれていなくて、再手術になったらどうしよう。再手術は嫌だな。なるべくグレードやki67低いと良いな…などなど。
そんなこんなで、3週間あっという間に経ってしまいました。
11/30受診日。
まず病理結果を先生から話を聞きました。
・癌の大きさは、術前画像上では18ミリだったが、病理結果的には5ミリ。
・断端部陰性
・リンパ節転移あり(センチネルリンパ節1個)
・ER 60%
・PgR 陰性
・HER2タンパク 3+
・Ki67 10%
・組織学的グレード 3
・脈管侵襲 軽度
〈今後の治療〉
・抗癌剤 EC、DHP
・抗HER2療法
・ホルモン療法
一通り説明を受け、気になっていた事ももう一度説明してもらいました。
私はセンチネルリンパ節1個転移があり、術中に分かりましたが、リンパ節郭清しませんでした。
その事について不安があったのですが、(私の癌の状態では)今の医療は郭清しない事が一般的との事でした。
説明を聞き、私の理解では、
温存した為放射線治療を行う事、HER2陽性なので抗がん剤も行う為、もしリンパ節に転移があってもこれらで治癒させる事ができる為、QOLを考えてリンパ節郭清は行わない。
データ的にも、リンパ節郭清してもしなくても、抗がん剤を行う為、その後の再発に差はない。
という事だと理解しました。
きちんと納得できました。
わからない事は納得いくまで穏やかに説明してくれるし、的確な治療をしてくれていると感じました。私はこの病院を選び、この主治医の先生になった事はとても良かった。
この医師を信頼して治療頑張ろう‼️
そう思えました。
主治医の先生との相性はあると思いますが、私は良い先生に当たって良かったなぁと感じました。
〈モヤッたこと〉
Drの診察が終わり、待合室に出た時に、看護師さんか誰か分からないけれど、私の不安を考慮してお話に来てくれました。
待合室には一杯の患者さんがいます。
そんな混雑した中で、
先生の話を聞いて全て納得して出てきたのに、
抗がん剤の治療で不安はないか、ウィッグの事などのお話をされました。
個室でもなく、周りに一杯人がいる中で、私は癌患者で、今後脱毛するという事を周りの人にも知られてしまいました。
もう、悲しくて泣きそうになりました。
「ここでは話したくないし、不安もないので大丈夫です。」
と言ってしまいました。
人に癌だとバレたくない。
ハゲる事を他人に知られたくない!!
誰もが病気の話を、こんな人前でしたくないのではないかと思います。
悪気がないのも、寄り添ってくれようという行為なのも伝わりましたが、
とっても悲しくなりました。
周りの人にもジロジロ見られている気がしました。