こんにちは、やまっきーです。
人は曖昧さの中で生きています。
人間という生き物自体が、とても曖昧なものです。
様々な思考をして、色々な感情の中を揺れ動いています。
決して合理的な生き方はしていません。
自然界の他の生物は、「種の保存」という第一命題のもとに、とても合理的に生きています。
人間以外、全てです。
しかし、人間だけが技術や文明を発展させ、「種の保存」以外の生きる意味を持とうとしています。
しかし社会では、白か黒か、ゼロかヒャクかを求められます。
これはとても不自然なのではないでしょうか。
だから、自然体で生きようとする人はストレスを抱えてしまいます。
なんとも本末転倒なことです。
そんな社会で、自閉スペクトラム症(ASD)の人は、生きづらさを抱えています。
スペクトラムとは「連続体」の意味です。
ゼロかヒャクかではなく、連続体の特性を持っています。
時に、強いこだわりのため生きづらいとも言われています。
あれ?なんかおかしいぞ。
さて、ここで疑問に感じませんか?
より人間らしいのは曖昧な生き方。
人間以外の生き物は合理的な生き方。
今の人間社会で求められているのは白か黒かをはっきりさせること。
スペクトラムな価値観をもつASDの人は生きづらさを感じている。
より人間らしいのはどちらでしょうか?
多数派が正常、少数派が障害と区分けする。
多くの人が関わる社会では、多数派に合わせる方が効率的なのは分かります。
でも、効率的=合理的→人間らしくない?
という考えも浮かんでしまいます。
人間らしく生きるということを、もう一度考えてみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。