本音が聞こえるのは一瞬
こんにちは
きれいな自分らしい字は
自信と心の豊かさを育む
ママと子どものえんぴつ先生 川鍋薫です。
今日は【音】という漢字の成り立ちから。
この字が生まれた頃のはじめの形は、「言」の「口」に一本線を足した形。
大昔の人が作った漢字には「神に誓い、祈る」シーンがよく出てきます。
このシーンに欠かせないのが「口」で表される「さい」という神への誓いや祈りの言葉を入れる器。
そしてもし誓い祈りに偽り欺くことがあれば、この針(辛)で入れ墨の刑罰を受ける。
自分をかけた真剣な時間だっただろうと思う。
人の祈りに神が反応するのは、夜中の静かなとき。
さいの器(口)の中にかすかな音を立てる。
その音の響きが、口の中の横線(一)で示される。
儚い、一瞬の神の訪れ。
本音が聞こえるのは、一瞬。
日々自分の本当の望みを胸にして
一瞬で浮かんで消えてしまう自分の本音を聞くことができますように。
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悩み多い子育ての中、
「字のことは大丈夫」と安心して過ごしてほしい。
3人の子どもを育てながら
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