こんにちは

きれいな自分らしい字は自信と心の豊かさを育む。

ママと子どものえんぴつ先生 川鍋薫です。

 

主催する書道教室で小学生を中心に90名以上の生徒に字を書く指導をしています。

 

 

教室に入会していただく時や、お稽古の送り迎えの時

ママたちから字の悩みをお聞きする機会がたくさんあります。

 

 

今日からそのよくあるお悩みについて1つずつ紹介していきたいなと思います。

 

よくある字のお悩みダントツの第1位!

 

↓   ↓悲しい

 

「子どもの鉛筆の持ち方が変なんです」

 

 

お子さんの鉛筆の持ち方で悩んでいませんか?

 

きれいな字を書くためにはどうしたらいいんだろう?と

ネットで検索してみたり

書店で購入したドリル、学校の書写の教科書を開いてみると

 

必ずまず最初に「鉛筆を正しく持つこと」が必要だと書いてあって

「正しい持ち方」が紹介されています。

 

子どもが3歳くらいになって字を書き始めると

まず「正しい鉛筆の持ち方をはじめのうちに教えなくちゃ!」と思う方も多いと思います。

 

正しい持ち方をサポートするグリップを購入して試したり…

子どもが鉛筆を持つたびに声をかけ…持ち直させて…

 

小学生はもちろん、

幼少期には他にも教えること、身につけてほしいことが山ほどあって

 

これが毎日のなかで本当に大変なんですよね。悲しい

 

 

でも書道教室やオンラインで出会う小学生のママたちが

こんなに悩んでいるということは…

 

正しい持ち方を身につけられている子が少ない。

というのが悲しい現実です。

 

 

こんなに頑張って教えてるのに身につかなかったら…不安ガーン

ちょっとショックですよね。

 

 

でもここで、ぜひ参考にしていただきたいお話があります。

 

私は小学校6年間書道教室に通っていたおかげで

「字がきれいだね」「薫ちゃんは字がきれい」と言われることが多く

「お習字でいつも賞に選ばれてる」タイプの子でした。

 ↓

そして大人になってから改めて書道を学び直し、書道師範の免許を取得。

 ↓

35歳の時に自宅で書道教室を始め、

 ↓

教室生徒90名以上に指導する今に至ります。

 

 

そんな人よりも字を書くことに近く、今では仕事にしている私が

「鉛筆の正しい持ち方を身につけた時期」は…

35歳の書道教室を始める直前でした。

 

 

字がきれいだね、と言われて嬉しかった子どもの頃も

本格的に書道を学び、書くことが楽しくて仕方なかった師範の勉強中も

「鉛筆の正しい持ち方」はできていませんでした。

 

直してみようかと思ったこともありましたが、持ってみるとどうしても変な感じがして直せなかったのです。

教える側になるという強い理由があって、やっと取り組むことができました。

 

▶︎字が得意な子でも

鉛筆の正しい持ち方を身につけるのは結構難しい

こともあるんです。

 

教室の生徒たちを見ていてもこのように感じるところがあります。

 

 

さらに、

全国の書道教室の先生が集まる指導者講習会に参加した時…

本当の正しい持ち方ができていた先生は

全体の半分以下だったことがありました。

 

違った持ち方を「この持ち方が正しいと思っていた」という方もいました。

自分は正しく持っているつもりでも、実は違っていたんですね。

 

インターネットで持ち方のサポートグッズを検索すると、商品の紹介画像の持ち方が正しい持ち方でない場合も多いです。

 

実は大人(先生)も正しいと思っていて間違っていることがあるので

 

▶︎子どもに伝えるにあたって、改めて正しい知識を持つ

こともとても大切だと思います。

 

 

そしてお子さんがまだ幼い場合は、

 

▶︎正しい持ち方には成長した指の力が必要

ということもぜひ知っていただきたいです。

 

頑張って丁寧に、根気強く伝えても

 

まだ手が小さく必要な指の力が足りなければ

身につける時期ではないかもしれません。

 

 

 

以前この話を聞かれたママから

「5歳の娘に正しい持ち方を身につけさせなきゃ、という気持ちを手放すことができて

今は穏やかな気持ちで字の成長を待つことができるようになりました」

と言っていただいたことがあります。

 

「注意ばかりしていて、字を書くことを嫌いになったら元も子もないですよね」とも。

 

もちろん、身につけられたら一番いいのだけど

そのために失ってしまうものもあるかもしれない、と思います。

 

たくさんの悩みや迷いと日々戦っているママたちが

字を書くことに関しては「大丈夫」と安心して過ごせるようになってほしいと思っています。

 

 

鉛筆の本当の正しい持ち方や、練習のコツなども今後載せていきますね。

 

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