おはようございます音譜

ママFPのSAYAこと鈴木さや子ですニコニコ


昨日から大きな余震が続いていますね。。汗

1回ごとの規模が大きいのが

精神的にきついですね。

東京に住んでいてもこんなにも大きく感じるので

福島・宮城にお住まいの方は本当に大変だと思います。

被災地の方々の心の状態がものすごく心配です…


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3月8日の記事で紹介した主婦年金の問題→こちら

主婦年金問題の救済案について書いたのですが、

その3日後にあった大震災で、この問題は棚上げ状態にドクロ

やっと4月5日から問題が議論され始めました。

【主婦年金問題の過去記事はこちら↓】

・2月1日「専業主婦の資格変更忘れ」→こちら

・2月4日「続:主婦の年金届忘れ」→こちら

・2月25日「専業主婦救済見直し」→こちら

・3月4日「どうなる主婦の年金救済」→こちら


今日の新聞は

「主婦年金 減額、165万人に可能性」


第3号被保険者から第1号被保険者への

資格変更の手続きを忘れた

 ↓

・年金保険料を払っていない期間がある

・気が付いてあとから手続きしたけど

 それまでの保険料は払っていない

 ↓

将来もらえる年金が減ってしまう可能性がある主婦が

165万人いる


ということです。


おさらいです。

主婦年金問題とは…


第3号被保険者(サラリーマンの夫をもつ専業主婦のこと)

は保険料を払わなくてよいことになっています。

ところが、

夫が脱サラして自営業になったり、

妻がパートを始めて収入130万円以上になったりした場合、

第3号被保険者の資格はなくなって

第1号被保険者に変わり、

妻自身も保険料を払わなければならなくなります


ところが、この資格変更、自動的にできるものではなく、

自分で届けないといけないんです。

これを忘れてしまい、保険料を払わないまま、

年金に加入していない期間が生じている主婦に対して

どう救済していくか。というのが主婦年金問題。


今日の記事で問題になっているのは


〇資格変更手続きを忘れて、

 本来ならば年金が減らされていないといけない主婦に

 すでに多く払い過ぎているケースが5万3000人もいること

 平均の過払い額は年約1万1150円。


〇将来受け取る年金額が減る可能性がある主婦が

 109万5000人もいること


すでに多く支払った人からの返還も求めたいらしいけど。。。

まあ難しいですよね。。記録間違いで払ってしまった国も問題だし。

返還や減額ということになると、

老後のライフプランに大きく影響を与えることになるので、

反発もものすごいと思います。


将来年金が減ってしまう該当主婦は、保険料を追徴すれば

ちゃんと本来の金額がもらえることになりそう。


今回の問題、報道によって観点が微妙に異なるので、

ちょっと取扱いが難しかった…


でもなによりいえるのは、

ちゃんと資格変更の手続きをしていたのは

1913万人もいるとのこと。

1913万人の気持ちを考えて国は欲しいなあと思います。



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