管理栄養士国家試験と研究と私 -99ページ目

管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。


おはようございます音譜

いきなりですが・・・

さ~て、今週の問題は?!!!
サ◯エさん風

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鉄欠乏性貧血に関する記述である。正しいものを2つ選べ。
(1) 非ヘム鉄の吸収をよくするために、ビタミンB1を含む食品を摂取させる。
(2) 小球性低色素性貧血を示す。
(3) 血清フェリチン濃度は、鉄欠乏状態の判定に有効である。
(4) 鉄結合能は、低下する。
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正解は・・・
(2)と()です。

鉄欠乏性貧血良く聞く病態ですね。
名前のままですが、鉄が不足することによって、「血液が薄くなっている」状態です。
この「血液が薄くなっている」の判断材料として、ヘモグロビンがあります。

ヘモグロビンが、だいたい12g/dL以下になると貧血す。
(ちなみに、妊婦さんの基準値は11g/dL以下です。

この鉄欠乏性貧血は、どのライフステージ(思春期でも成人でも高齢期でも)においても最も多い貧血です。



×(1) 非ヘム鉄の吸収をよくするためには、ビタミンCを含む食品が有効です。
ちなみに、非ヘム鉄とは3価の鉄です(吸収されにくい)。3価の鉄はほうれん草などに含まれます。
そして、ヘム鉄が2鉄です(吸収されやすい)。ヘム鉄は肉や魚に多く含まれていますよ。

ちなみにちなみに、胃摘出後、胃酸が分泌されなくなると、鉄の吸収率が低下するため、鉄欠乏性貧血になりやすいということも覚えておきましょう(鉄の吸収には胃酸が重要なんです)。


◯(2) 球性低色素性貧血ってどんなもん?・・・となりますよね。
小球性=赤血球が小さい
低色素性=ヘモグロビンの量が少ない

ヘモグロビンは赤血球中にあり、真ん中に鉄をもったたんぱく質す。)

鉄欠乏性貧血では鉄が不足しているため、赤血球が小さく、またヘモグロビンの量も少なくなります。

(3) フェリチンは、貯蔵たんぱく質(鉄の貯蔵バンク!
トランスフェリンは、
輸送たんぱく質(鉄の運び屋さん)
この2つは覚えておきましょう。

フェリチンは貯蔵鉄の量を反映しているので、鉄欠乏状態の判定に有効です。

鉄欠乏状態になると、血清鉄が減らないように、フェリチンが貯蔵していた血液中に出してくれるので、血清フェリチン濃度は低下します。

×(4) 
鉄結合が高い!というのは、トランスフェリンが沢山鉄を運ぶ能力がある!
ってことなんです。
貧血の時は、
はこばなきゃ、はこばなきゃ。。。鉄を運ばなきゃ。。。。。
ってなるので、鉄結合能は上昇しますよ。

というわけで、解説おしまいニコニコ

じゃ~~ん
け~~~~ん








チョキ

スーパーに行くと・・・


コレステロールゼロ! のサラダ油が売っていますよねかお


確かに、この表示には間違いはありません。


が・・・


なんか紛らわしいシラー


サラダ油って、普通、植物油ですよね。


植物油には元々、コレステロールなんて入っていません。

コレステロールは入っている植物油なんてありません。


ってことで・・・


コレステロールゼロ!の植物油。

普通です。


でも・・・実は・・・

植物油にも、ほ~~~~~~んのちょっとだけコレステロールって入っているんですよ。




世界糖尿病会議での報告ですかお

1日6食少しずつ食べるのと・・・
1日2食(朝と昼だけ)食べるのと・・・

どっち方が太らないでしょうか?
糖尿病にならないでしょうか?

あ・・・もちろん、1日に食べている「もの」や「量」は同じと考えてくださいね。

正解は・・・

1日2食(朝と昼だけ)の勝ち!です。

1日に6回ちょぼちょぼインスリンを出すよりも、
1日に2回がっつりインスリンを出す方が良いってことです。

1日2回の方が、膵臓が他の時間休めるからかなはてなマーク