おはようございます

いきなりですが・・・
さ~て、今週の問題は?!!!
(サ◯エさん風)
***************************
鉄欠乏性貧血に関する記述である。正しいものを2つ選べ。
(1) 非ヘム鉄の吸収をよくするために、ビタミンB1を含む食品を摂取させる。
(2) 小球性低色素性貧血を示す。
(3) 血清フェリチン濃度は、鉄欠乏状態の判定に有効である。
(4) 鉄結合能は、低下する。
***************************
正解は・・・
(2)と(3)です。
鉄欠乏性貧血は良く聞く病態ですね。
名前のままですが、鉄が不足することによって、「血液が薄くなっている」状態です。
この「血液が薄くなっている」の判断材料として、ヘモグロビンがあります。
ヘモグロビンが、だいたい12g/dL以下になると貧血です。
(ちなみに、妊婦さんの基準値は11g/dL以下です。)
この鉄欠乏性貧血は、どのライフステージ(思春期でも成人でも高齢期でも)においても最も多い貧血です。
×(1) 非ヘム鉄の吸収をよくするためには、ビタミンCを含む食品が有効です。
ちなみに、非ヘム鉄とは3価の鉄です(吸収されにくい)。3価の鉄はほうれん草などに含まれます。
そして、ヘム鉄が2価の鉄です(吸収されやすい)。ヘム鉄は肉や魚に多く含まれていますよ。
ちなみにちなみに、胃の摘出後、胃酸が分泌されなくなると、鉄の吸収率が低下するため、鉄欠乏性貧血になりやすいということも覚えておきましょう(鉄の吸収には胃酸が重要なんです)。
◯(2) 小球性低色素性貧血ってどんなもん?・・・となりますよね。
小球性=赤血球が小さい
低色素性=ヘモグロビンの量が少ない
(ヘモグロビンは赤血球中にあり、真ん中に鉄をもったたんぱく質です。)
鉄欠乏性貧血では鉄が不足しているため、赤血球が小さく、またヘモグロビンの量も少なくなります。
◯(3) フェリチンは、貯蔵たんぱく質(鉄の貯蔵バンク!)。
トランスフェリンは、輸送たんぱく質(鉄の運び屋さん)。
この2つは覚えておきましょう。
フェリチンは貯蔵鉄の量を反映しているので、鉄欠乏状態の判定に有効です。
鉄欠乏状態になると、血清鉄が減らないように、フェリチンが貯蔵していた鉄を血液中に出してくれるので、血清フェリチン濃度は低下します。
×(4)
鉄結合が高い!というのは、トランスフェリンが沢山鉄を運ぶ能力がある!
ってことなんです。
貧血の時は、
はこばなきゃ、はこばなきゃ。。。鉄を運ばなきゃ。。。。。
ってなるので、鉄結合能は上昇しますよ。
というわけで、解説おしまい

じゃ~~ん
け~~~~ん


