大学での研究と企業での研究

大学での研究と企業での研究

多くの場合は、大学と企業が協力してより良い研究をします。

ただ・・・

まれに、大学と企業の主張が異なることがあります。

とある会社が、とある食品を「身体に良い」と言って売り出したことがあります。
これに対して・・・
とある大学が、とある食品は「身体に良くない」と学会発表しました。

学会では「あ～でもない、こ～でもない」と、議論が盛り上がりました

最終的にはどうなったか

この例では、数年後に、そのとある商品はスーパーから消えました。

別に大学が正しかったとか、企業が間違っていただとか、
大学がえらいだとか、企業がえらくないだとか、
そういうことを言いたいのではありません

企業には企業での研究が、
大学には大学での研究が、
両方あることが大切ですね。

最も原始的な？エネルギー産生方法

生命にとって、もっとも原始的なエネルギーの産生方法ごご存知ですか

エネルギーというのはATPのことです。

もっとも原始的なATPの産生方法は解糖系です。

グルコースから２分子のATPをつくる経路です。

これは地球に酸素がほとんどなかった時代に、
小さな微生物がATPを作り出すために使っていた経路です。

現在地球上の空気中には、約21%の酸素が存在していますが、
微生物も、私たち人間も、解糖系から多少のATPを得ています。

生命にとって最も原始的なエネルギーの産生方法は解糖系。
生命にとって最も原始的な栄養素はグルコース。

ってことです

何故○○は＊＊なのか？

本のタイトルに・・・

「何故、○○は＊＊なのか？」

っての、よくありますよね

あれって、ちょっと注意が必要です。

たとえば・・・
（以下、私が勝手に考えたタイトルの例です）


「何故、A社の社員は優秀なのか？」


「何故、糖質制限は身体に良いのか？」
「何故、朝腰をもむと全ての病気が治るのか？」
「何故、昼寝をすると長生きできるのか？」

みたいな感じ

こういう本のタイトルみると・・・まるで
「糖質制限は身体に良くて」
「朝腰をもむと全ての病気が治って」
「昼寝をすると長生きできる」
というのが真実のようです

でも、以外とそんなことない！ので、注意しましょう