おはようございます。
今日は昭和の日。祝日です。祝日でも過去問解説はやりますよ

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グルコース・アラニン回路によるグルコースの生成は、空腹時に減少する。
◯か×か?
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正解は…×です。
グルコース・アラニン回路は、糖新生の1つです。
空腹時には、糖新生が亢進しています。
糖新生は、糖以外(アミノ酸や乳酸)からグルコースを作ることをいいます。
糖以外ということが大切です。
グリコーゲンからグルコースが作られるのは、糖新生とは言わないんです。
こういう風に国家試験で出てきたら、うっかり◯にしないように注意しましょう!
アラニン(アミノ酸)からグルコースを作る。これがグルコースアラニン回路で、糖新生の経路ですよ。ちなみに、主に肝臓、一部腎臓で起こります。
そして、糖新生は、おなかがすいている時や、運動している時に起こります。
おなかがすいているとき(血糖値が下がっている)や、運動しているときは、グルコースが必要ですよね。
おなかがすいたらいつでもすぐにご飯を食べることができたり、
運動しながらご飯が食べられたりすれば、糖新生の必要はないかもしれませんが、普通は無理です。
そういうときに、糖新生でグルコースを作って使っているんですよ。
おなかがすいた後、しばらくすると空腹を忘れてしまうことがありますよね?
その時、「あ、糖新生している
」と思って覚えてみてくださいね。ちなみに、糖新生といったらもう一つ。
「コリ回路」を覚えておきましょう。
コリ回路では、筋肉で生じた乳酸が、肝臓に運ばれて、肝臓でグルコースが作られます。こちらも、主に肝臓、一部腎臓でおこります。
では、最後にまとめです。
「糖新生=グルコース・アラニン回路、コリ回路」
①糖以外(アミノ酸や乳酸)からグルコースを作る
②主に肝臓、一部腎臓で起こる
この2つをまずは覚えましょう。
そして、
グルコース・アラニン回路は、
筋肉で生じたアラニン(アミノ酸)が、肝臓に運ばれて、グルコースにかえられる。
コリ回路は、
筋肉で生じた乳酸が、肝臓に運ばれてグルコースにかえられる。
と覚えてください。
「肝臓に運ばれて」と書きましたが、糖新生は腎臓でも起こりますよ。
糖新生については、毎年必ず試験にでます。
まだまだ試験は先ですが、こういう基本をしっかりおさえておきましょう

