管理栄養士国家試験過去問解説1 | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

おはようございますニコニコ

お花見はしましたか?桜


管理栄養士国家試験過去問解説はじめます。
とはいっても、アクセル全開やる気満々!!だと
来年の3月まで私が持たないので、
まずはかる~く始めたいと思います。


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糖質の摂取は、体たんぱく質の合成を促進する。

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◯か×か!?







…正解は~~~~
◯です。


実はこの問題、
「インスリンの作用を理解していますか?」
と聞いているんです。


インスリンは、ため込むホルモンです。
インスリンは、食後(特に糖質を食べた後)、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されます。

インスリンが分泌されると、
身体は「ためこもう!、ためこもう!」します。

インスリンは、食後、特に糖質を食べた後に分泌され
ということは、

問題文中に
「食後~~~」
や、
「糖質を多く食べたら~~~」や、
と書いてあっても、インスリンが出ていると考えてとけば良いんです。

この問題では、
「糖質の摂取は、体たんぱく質の合成を促進するか?

と聞いていますね。

糖質を摂取している=インスリンが分泌される=身体にため込もうとする
ということで、糖質の摂取は、体たんぱく質の合成を促進します。



でもでも、もっと簡単に言い換えると、
「ご飯を食べたら、筋肉が作られますか?」
ということです
ご飯を食べたって、筋肉はつきますよね。

逆に、ご飯を食べて、筋肉が分解されいたら、
私たちの身体から筋肉がなくなってしまっているはずです



ふ~~~ん
こういう問題は、来年の3月にはばっちりになっているはずなんです。

これから少しずつ、解説を進めていきますねニコニコ