2013年の管理栄養士国家試験過去問解説も残すところあと2回となりました。
・・・というわけで?!
このブログでは珍しい系統の問題を選んでみました。
人体~や臨床が苦手な方が多いと思いますが、
実はこのあたりの問題が苦手な方も多いのではないでしょうか?
というわけで、さっそく解いてみましょう

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疾病Aのスクリーニング検査に関する記述である。正しいものはどれか。
a 特異度は、真に疾病Aを有する人のうち、検査陽性になる人の割合である。
b 敏感度は、検査陽性になった人のうち、真に疾病Aを有する人の割合である。
c ROC曲線は、縦軸を敏感度、横軸を偽陽性率として描く。
d 陽性反応的中度は、対象集団における疾病Aの有病率によって変わる。
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正解は・・・
cとdです。
×a 病気の人が、病気と言われる(検査陽性)割合は「敏感度」ですね。
「特異度」は、病気じゃない人が病気じゃないと言われる(検査陰性)の割合です。
×b 敏感度は、病気の人が病気と言われる(検査陽性)割合です。
検査陽性になった人のうち、本当に病気の人の割合を「陽性反応的中度」といいます。名前のまんまですね。
◯c ROC曲線は縦軸に敏感度、横軸に偽陽性率(1-特異度)で表されています。
偽陽性は、偽の陽性ですから、本当は病気じゃないのに病気と言われたということです。
つまり、ROC曲線は縦軸の敏感度(病気の人が病気と言われる(検査陽性))が高く、偽陽性率が低い(病気じゃないのに病気と言われるミスが少ない)方が良い(上に盛り上がっているような曲線←参考書などで確認してください)ということです。
◯d 陽性反応的中度は、対象集団の有病率によって変わります。
そもそも、陽性反応的中度が絶対同じ!なんてありえないですよね。
まずは、
「敏感度」は病気の人が病気といわれる
「特異度」は病気じゃない人が病気じゃないといわれる
をしっかり頭にたたきこみましょうね。
どうしてもこういう問題は無理!!!!

という方で、
この問題が出来るようになるまで1週間こればかり勉強するのであれば、この問題はとりあえず置いておいて、他の分野で記憶が曖昧なものを確実にとれるように勉強するのをオススメします。
だって、管理栄養士国家試験は120点で合格です。
80点分もこういう問題が出ることは100%ありえません。
「本当に苦手なものは少し手を抜く」という選択肢もありです。
だけど、
インスリンの問題や、腎臓、肝臓などの問題を「無理だから・・・
」とするのは危険です!インスリンの問題や腎臓、肝臓などに関連する問題は、毎年絶対にたくさん出題されますから。
年末でみなさん忙しくなると思います。
毎年出る問題をたくさん勉強するか、
出るか出ないかわからない問題をたくさん勉強するか。
忙しいときこそ、効率よく得点をアップさせられるように頑張りましょう
