管理栄養士国家試験過去問解説20 | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。



今日は、応用栄養学からの出題ですニコニコ

出題分野は応用栄養学ですが、基礎栄養学などのベースがしっかりできていれば、解けてしまう問題です。



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特殊環境かにおける栄養に関する記述である。正しいものを選べ。

(1) 低圧環境下では、脱水症状になりやすい。

(2) 低圧環境下では、食欲が低下する。

(3) 低温環境下では、基礎代謝は低下する。

(4) 高温環境下では、抗利尿ホルモンの分泌が低下する。

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低圧環境ってどんな所?そのイメージを持てたかがカギですねひらめき電球



正解は・・・



(1)と(2)です



まず、低圧環境はどんなところか?が大事ですね。

かかる圧力が小さい場所ですから、例えば、世界遺産に登録された、富士山富士山なんかがそうですね。

山の上のような、低圧環境ではどうなるか?を考えれば良いわけです。



◯(1) 山の上では、脱水症状になりやすいか、なりにくいか・・・?

イメージ的には、しっかり水分をとった方がよさそうですよね。

低圧環境下では、脱水症状が起こりやすいので、注意が必要です。



山の上に行くと、酸素が薄くなってくるので、一生懸命呼吸したりします。

また、標高が高くなって気温が低下してくれば、体温を上げようとします。

呼吸数が増加したら、身体から水分がでていってしまいそうですよね?

また、体温を上げるために、体内で熱を産生する際にも、水分は失われます。



脱水症状が起こる理由と合わせて、覚えておきましょう音譜





◯(2) 山の上で食欲もりもりでますか?

普通は、食欲は低下します。



低下する要因としては、山の上(低酸素)では、一生懸命呼吸をするため、肺が膨張します。そうすると、消化管が圧迫されて、食欲が落ちてしまうんです。



×(3) 低温環境下では、基礎代謝が下がる。まるーーー!

と思った方も多いのではないでしょうか?

「だって、寒い冬の方が太るもん」ってな感じで。



実際は、寒い冬は、体温を上げるために基礎代謝が亢進しています。



ひっかからないように、しっかり覚えておきましょうニコニコ



×(4) 高温環境下では、抗利尿ホルモンの分泌は上昇します。

高温環境下では、汗が沢山でますよね。

汗がたくさんでてしまうと、身体がひからびてしまいます叫び



ひからびてしまっては困るので、なんとか身体に水分をため込もう!ため込もう!とします。

つまり、抗利尿ホルモンの分泌を上昇させて、おしっこで水分が出ていくのを防ごうとするんです。



ちなみに、抗利尿ホルモンといえば、バソプレシン

バソプレシンといえば、下垂体後葉から分泌されるんでしたね。





ちなみにちなみに、脳下垂体葉から出るホルモンと言えば、

抗利尿ホルモンであるバソプレシンと、

射乳ホルモンである、オキシトシンを覚えておきましょうね。





じつは、管理栄養士国家試験まで6ヶ月をきりました。

少しずつ知識を確実にして、しっかり得点を上げていきましょうねひらめき電球