み~~~~んみんみんみんみん・・・じじじじじじじじじ・・・・・
おはようございます

先週は過ごしやすかったですね

私は暑いのがとっても苦手ですが、
朝晩の暑さがひいて、少しひんやりした時ってすごく好きです。
今日は、国試では絶対はずせない、糖質の問題です。
糖質の代謝に関する記述である。◯か×か?
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(1) 肝臓には、グルコース-6-ホスファターゼが存在する。
(2) グリコーゲンが加リン酸分解されると、グルコースが生成する。
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正解は・・・
(1) ◯
(2) ×
です。
どうですか?
このあたりは得意ですか?
では、解説いきますね。
◯(1) 肝臓にはグルコース6ホスファターゼが存在します。
筋肉にはグルコース6ホスファターゼがないんでしたね。
このグルコース6ホスファターゼは、グルコース6リン酸がグルコースに変換されるために必要な酵素です。
グリコーゲンの分解では、グリコーゲンが加リン酸分解によってグルコース1リン酸になり、さらに、グルコース1リン酸→グルコース6リン酸→グルコースとなります。
グリコーゲンは肝臓と筋肉に貯蔵されている糖です。
グルコース6ホスファターゼは肝臓にあって、筋肉にはないので、
肝臓のグリコーゲンは最終的にグルコースになりますが、筋肉のグリコーゲンはグルコースにならないんです。
ここまでの解説、ぜ~~んぶ国家試験にでますよ!
×(2)グリコーゲンが加リン酸分解されてできるのは、グルコース1リン酸です。
グリコーゲンの分解が「加リン酸分解」というのはしっかり覚えておきましょう。
さてさて、肝臓と筋肉に蓄えられているグリコーゲンですが、
量はどちらの方が多いと思いますか?
…グリコーゲンの量は筋肉の方が多いんです。
だって、筋肉は体中にありますから!
ちなみに、濃度は肝臓の方が高いんですよ。
へぇーーーーーー

では、みなさん!
勉強しなきゃ!と無理をしてしまう人も多いかもしれませんが、夏の暑さに負けないように、しっかり休みもとってくださいね!
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