管理栄養士国家試験過去問解説5 | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

おはようございます。

だんだん暑くなってきましたね~むっ
今日と次週は、リポたんぱく質に関する問題です。
国家試験では、毎年必ず出題される内容です!!

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VLDLは、主に小腸で合成される。

◯か×か?

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正解は… ×です。


VLDLは肝臓で合成されます。
小腸で合成されるのは、キロミクロンです。

…ところで、VLDLとかキロミクロンとか何?!!
これがわからないと、困りますよね。

VLDLも、キロミクロンも、「リポたんぱく質」です。
リポたんぱく質は、油を運ぶためのカプセルのようなものです。

私たちが、油(トリグリセリド)を食べたとします。
その油は消化管から、血液中に取り込まれます。
血液(水)の中に油が入るとどうなるか…?
分離してしまいますよね。

分離しないように、油をカプセルに包む役割をしているのが、「リポたんぱく質」です。

は、話を戻します。

私たちの身体の中には①身体の中で合成された油と、②
食べた油があります。

今日の問題に出てきたVLDLは、
①身体の中で合成された油を包むリポたんぱく質です。
このVLDLは、肝臓で合成されたトリグリセリドやコレステロールを包んで、血液中を運んでくれるんです。

あともう一つ。
キロミクロンも一緒に覚えておきましょう。

キロミクロンは、②食べた油包むリポたんぱく質です。
食べた油(トリグリセリド)は、小腸から吸収されて、血液中に入ります。
トリグリセリドが、小腸から血液中に入るときに必要なリポたんぱく質が、キロミクロンです。

初めて聞いた言葉が多いと、「???」となると思います。
なので、最後に、今日のポイントをまとめます。

身体の中で合成された油は、「肝臓」でVLDLに包まれて、血液中を運ばれる。
食べた油(トリグリセリド)は「小腸」でキロミクロンに包まれて、血液中を運ばれる。

この2つをまずはしっかりと覚えておきましょうニコニコ
来週もリポたんぱく質に関する問題なので、
しっかり覚えておいてくださいね!!

では、また来週~~~パー